幼馴染の恋が始まっているのを感じた
俺
雨の降る帰路を軽い足取りで俺は通っていった
俺
母ちゃん
母ちゃん
母ちゃん
俺
俺は事情を母ちゃんの青春センサーに盛大に引っかかるように話した
母ちゃん
母ちゃん
母ちゃん
俺
母ちゃん
母ちゃん
俺
母ちゃんに怒られるのは何とか回避できた
俺
俺
母ちゃん
母ちゃん
俺
俺
母ちゃん
そんな会話を交わしつつ、俺は風呂場に向かって歩き始めた
紅と出会いは、記憶が正しければ幼稚園生ぐらいだったと思う
俺
ちょうどこのくらいの時期に母ちゃんと紫陽花がとても綺麗な公園に行ったのが初対面だった
俺
母ちゃん
お気に入りの遊具に向かって俺は全力疾走していた
俺
遊具には既に同じくらいの年頃の少年とそのお母さんらしき人がいた
母ちゃん
紅の母ちゃん
母ちゃんと少年の母ちゃんらしき人が急に話しだしたので、俺と少年は驚いた
多分、同じ顔していたと思う
俺
紅
母ちゃん
母ちゃん
紅の母ちゃん
紅の母ちゃん
俺達はそれぞれの母ちゃんに促されて恥ずかしがりながら挨拶した
俺
俺
紅
紅
俺達は名前を言った後、恥ずかしくなって母ちゃんの裏に隠れた
母ちゃん
紅の母ちゃん
母ちゃん
紅の母ちゃん
母ちゃん
母ちゃん達の雑談で暇になった俺達はお気に入りの遊具で遊び始めた
俺
紅
俺
俺
紅
俺
紅
俺
紅
俺
遊んでる内に仲良くなっていった
俺
紅
俺
今では互いにかけがいのない親友だ
俺
あの公園がぼんやりと浮かぶ
俺
俺
昔の思い出を記憶から掘り出した俺は、ようやく長風呂から出た
昔の事を思い出しながら風呂を終え、自分の部屋に小走りで戻った
俺
部屋に入り、棚の奥に仕舞っていた少し色褪せたアルバムを取り出し、ページを捲った
俺
小6の頃の写真を見た時、俺は紅があの時起こしてしまった事件を思い出した
コメント
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作者のゆゆです。読んでくださりありがとうございます。再び豆知識です。朔の母はブチギレると般若が見えるようです。父は尻に敷かれています。