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⚠︎とても長いです 約5000文字あります
飲み会 後編 【旧国】 ⚠︎ ソナチ ⚠︎ イタにて ※ 過激な表現はありません
玄関の戸がなるのを待っていた
日帝
何故か俺の家で飲み会を することになってしまった 全くとんだ迷惑だ
日帝
にしても遅い あの連絡があってから30分ほど経ったぞ
日帝
自分の言動を思い返した 自分の猫の耳が赤くなっていく
日帝
日帝
自分の口をいますぐ縫いたかった 口から出た言葉は自分の耳に残っただけだった もう戻せない
日帝
日帝
座布団の上で しっぽが揺れているのはきっと気のせいだろう 別に 待ってなんてないさ……
日帝
沈黙が流れる 襖の隙間からただ光が 届くだけの時間
コン コン
小さい音 玄関が叩かれた
日帝
すぐに座布団から腰を上げ 玄関へと少しだけ足を速くした
ガラガラ と ドアが開く音 静かだった 家の中に 何故かよく響いた
日帝
イタ王
イタ王
このピザ野郎めが 別に楽しみじゃないがな
日帝
日帝
ソ連
ナチス
ソ連
玄関の前で でかい男と平均的な男が 言い合っている光景は 中々にシュールだった
日帝
日帝
イタ王
日帝
イタ王
まぁ流石に家で暴れるような奴じ ゃないか
日帝
最後に扉を閉めたのは ソ連で 家の扉の高さが低いのか 頭を少しぶつけていた 多分 どこの家でも引っかかっている
ひとつの客間 四つ 座椅子がある部屋だ
ナチス
ソ連
日帝
日帝
日帝
この部屋には 今 175cmほどの男2人 180cm のが1人 そして 200cmにも及ぶ巨体が いるのだ いつもは広く感じる部屋も なにかと狭く感じてしまう
イタ王
イタ王
日帝
日本人は 別に掃除が好きな奴ばかりではない 現に 娘は とても部屋の掃除をしないのだからな
ソ連
日帝
イタ王
ナチス
ソ連
ソ連の懐から出た酒 ─── ドンッと机に置かれた
ナチス
イタ王
日帝
ソ連
ソ連
日帝
ソ連
イタ王
ソ連
イタ王
騒がしい こんな座椅子が小さく見えるほどの 男四人 でもそれが なにか心地よい気もしていた
日帝
ナチス
日帝
日帝
ナチスも ドイツの酒を とんっ と机に出した ウォッカと比べて度数は低いが まぁまぁな度数の品物だ
ナチス
イタ王
ばん っとウォッカの 横に出されたのは
イタ王
日帝
イタ王
ナチス
ソ連
そして 風の向きが変わった頃 ───地獄に向かう飲み会が始まった
─── すぐに 酒の瓶の蓋が空けだし ピザが イタリア王国によって取られた
イタ王
ソ連
ソ連がそっと手を伸ばす なんでそんなにそよそよしいのか
イタ王
日帝
ソ連
日帝
そりゃそうだ こんなデカイ図体が この家で暴れたら 簡単に この家は壊れるだろう
ソ連
ソ連がじっと日帝を見て 何も言わなくなった でも口を動かしたのは 日帝ではなく
ナチス
イタ王
イタ王が声を上げて 横の日帝の肩をバシバシと叩いてくる
日帝
イタ王
日帝
日帝は刀の柄に手をかけた 先程までソ連に 暴れるなと言った本人が 刀で暴れようとしていた
イタ王
ナチス
日帝
ナチスに言われては 流石に言うことを聞かざるを得ないのか そっと刀から手を離した
イタ王
許してと言ってる割には 結構無理矢理に酒を押してくる 本当に反省しているかは怪しかった
ソ連
ソ連が何が言いかけた その言葉が終わる前に ごくっ、…… 日帝がイタ王から 貰った酒を飲んだ
日帝
イタ王
ソ連
再びソ連が口を開いた 少し心配の眼差しを何故か 日帝へと向けながら
日帝
ソ連
─── 沈黙 どんどんとイタ王の顔色だけが青くなっていき 逆に 日帝の旭日旗がどんどんと赤くなっていく
イタ王
ソ連
ナチス
日帝
ナチス
イタ王
イタ王
横でポケッとしている日帝の肩を イタ王は強く揺さぶった 日帝の意識はあるが どこか遠くに向いている
ソ連
ナチス
イタ王
日帝
イタ王
イタ王
日帝はへにょっとした顔で イタ王の名前を呼んだ 微かに赤い顔 妙に映えていて 美しかった
それを見たイタ王は 日帝の頬をむにむにと 指を動かし遊ぶようにし始めた 完全に日帝を可愛がっている
ナチス
ソ連
ナチスが平和な顔で2人を見ていた そこに入ってくるソ連の爆弾発言 ナチスが腕を表面で組みながら は ? という顔でソ連を見た
ナチス
ソ連
ナチス
ナチスはそう言うと パクパクと口を 小さく動かしていた 誰にも聞こえない 独り言だ
ナチス
ナチスはまた正面を向いた 耳はないが 耳があったら真っ赤になっていただろう
ソ連
ナチス
イタ王
こちらはこちらで 遊び続けていた イタ王が日帝の方へと乗り出し 帽子がなく 露わになっている猫耳を ツン ……と指した
日帝
日帝
一応承諾の言葉だった でも日帝の頭にはなにも届いていない 何を聞かれて 何を承諾したかなんて ウォッカによって掻き消されていた
イタ王
そう承諾を受けると イタ王はわしゃわしゃと 日帝の猫耳に触れた 酒のせいなのか それとも他の理由か 日帝の耳は赤くなっていっていた
日帝
イタ王
イタ王が日帝の頭を撫でたり 頬をスリスリと指でいじってみたり 色々と今しか出来ないことを 満喫していた いつもの日帝なら 「このクソパスタ野郎」 などと斬りかかって来るだろうが 今だけはただの猫だ
日帝
イタ王
イタ王
イタ王
日帝もまんざらでも無い顔をして 2人はもう座椅子から出て 後ろの座敷へと 転がり込んでいた ずっと猫を撫でる小学生のような 光景が 続いていた
ナチス
ナチスは変な顔でイタ王たちを見ていた 完全に保護者の面だった
ソ連
ソ連
ナチス
2人ともまったく 酒に手を出さない 飲み会というより 鑑賞会になっていきそうだった でも次にソ連が動いた
ソ連
すっと ナチスの前に 小さなコップが置かれた ガラスの中には 透明に透けている氷 それを浮かべている ウォッカだった
ナチス
ソ連
そうぶっきらぼうに言いながら ソ連自身も コップに手を伸ばし ウォッカを口に流し込んだ
ナチス
ごく っと ナチスも多少の量を 口へと流した それをソ連は よく分からない感情の目で 見つめていた
ナチス
ソ連
うまいと言ったナチスは 直ぐにそれを飲み干してしまった
ソ連
静かにソ連がそう聞く ナチスが答える前に もうコップには それが注がれていた
ナチス
ウォッカが よほどうまかったのだろう このやりとりは 2、3回…… いやもっと続いていたかもしれない
15分ほどが立った時 もう2人は ぽやぽやと 頭が飛んでいた ソ連に関しては まだ余裕がありそうだが 少しだけ 酔っている
ナチス
ソ連
ナチス
ナチス
ナチスはもう限界に等しかった 語彙力が壊滅的に無くなっていた
ソ連
ナチス
いきなりソ連が零した一言 先程イタ王と日帝に言った言葉だった でも妙に芯がある それに対してナチスは 「はぁ ?」と返したが その声に気迫などなかった
ソ連
ソ連
聞こえていた あの小さな独り言が
ソ連
ナチス
ナチスにはもう抵抗の言葉がなかった 頭は完全にショートしていて 座椅子にだらんと体を預けていた
ソ連
そこから 始まったのは 多少酔ったソ連から 出てくる ナチスへの 思いだった ほぼほぼ 「可愛い」「好きだ」 告白のような言葉だけだった
ナチス
ナチスも頭に入っていないだろう でも 顔だけは 何故か赤くなっていた
ナチス
その一言を残して ナチスは眠りに落ちた 酒が完全に周り切って 身体が睡眠を求めたのだ 座椅子にまた一段と だらんと力を抜いて すぅ すぅ と 規則的な寝息を鳴らしていた
ソ連
ソ連
ソ連も またナチスと同じようなことを残した 2人の寝息が イタ王と日帝が離れた 机に広がっていた
イタ王
こちらはまだ遊んでいた いや─── 遊んでいたのはイタ王だけだ もうとっくに日帝の意識も落ちていた
イタ王
この家に今寝息が3つ並んでいる その中で イタ王の息だけが 起きていた
イタ王
イタ王
イタ王
イタ王は日帝を抱き抱えるような形で 眠りに落ちた 3つ並んでいた寝息に また、1つ 寝息が並び終えていた
コメント
7件
ナチスさんがかわいくてすごく好きです… 旧国4人がほんとに好きで…ありがとうございました…!!
リクエストを受け付けてくださりありがとうございます!!!!!ほんと全員ぽわぽわしてるのが可愛すぎてやばかったですありがとうございます
ああ、この飲み会回、めちゃくちゃ良かったです…!日帝が酔って猫耳触らせて「にゃ」って鳴いちゃうシーン、ギャップ萌えで胸が熱くなりました。イタ王がわしゃわしゃ撫でてる姿も微笑ましくて。ソ連とナチスの方も「可愛い」「好きだ」みたいな酔った本音が…!普段は絶対言わないだろうから、酒の力って怖いですね(笑)みんなでわちゃわちゃして最後には揃って寝ちゃうのが、なんか家族みたいで温かい気持ちになりました🤍