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その夜、私は夢を見た
昨日と同じ、研究所に謎の女がいる場面だった
???
???
???
???
目を覚ました時には、太陽はすっかり登りきっていた
彩乃を除く全員が、辺りを不自然にきょろきょろと見回して現実であることを確かめようとしている
杏里
陽菜
陽菜
彩乃
ゆずは
陽菜
杏里
陽菜
陽菜
ゆずは
ゆずは
ゆずは
彩乃
陽菜
陽菜
杏里
杏里の目に濁りはなかった
ゆずは
ゆずは
陽菜
彩乃
彩乃
ゆずは
私はナビゲーションの表示を見た
あと十分で着くそうだ
あと少しでようやくスタートラインに立てるというのに私には疑問が残っている
陽菜
陽菜
彩乃
杏里
ゆずは
ゆずは
ゆずは
ゆずは
陽菜
杏里
杏里
杏里はスマートフォンを起動したが、数秒でポケットにしまった
杏里
陽菜
ゆずは
彩乃
陽菜
私は震える声で足元を指さした
そこには不自然なほど綺麗に切り落とされたヒトの左手が落ちていた
杏里
陽菜
彩乃
彩乃
私はその言葉に弾かれるように歩き出した
ゆずは
ゆずは
ゆずは
彩乃
彩乃
そう言って彩乃は落ちていた手の近くにアネモネを置いた
陽菜
…
陽菜
陽菜
四人組
陽菜
杏里
ゆずは
ゆずは
杏里
陽菜
ゆずは
杏里
彩乃
杏里
陽菜
杏里
杏里
杏里
杏里
杏里
陽菜
彩乃
ゆずは
杏里
陽菜
それは、いつもと変わらない何気ない会話だった
それでも今の私には煌めく宝石のように映った
いや、本来の姿が見えただけかもしれない
そして尚更止まるわけには行かないと確信した
時間を忘れて歩いた
辿り着いたのは、色とりどりの花が咲き誇る野原だった
彩乃
陽菜
ゆずは
陽菜
私はスマートフォンを起動した
現在地を示す青い丸が目的地の真上に光っているが、ナビゲーションは終了していない
杏里
杏里
陽菜
その時、足音がした
誰も動いていないはずなのに
???
???
陽菜
そこにはあの女の姿があった
私はまだ花畑に見惚れている彩乃の手を引き、必死に逃げ場を探した
彩乃
彩乃
杏里
陽菜
彩乃
私たちは彩乃に導かれて走った
そこには穴のような、窪みのような何かがあった
杏里
杏里が走る速度を制御できず落ちた
どうやらかなり深い穴のようだ
陽菜
彩乃
私たち三人は杏里に続いて穴に飛び込んだ
落ちている時間が、とても長く感じた
ナビゲーション
ナビゲーション
杏里
陽菜
杏里は足首をさすりながら屈んでいた
杏里
杏里
陽菜
陽菜
ゆずは
彩乃
陽菜
陽菜
そう言っただけなのに、何かが込み上げてくる気がした
それはきっと__
杏里
陽菜
陽菜
陽菜
ゆずは
ゆずは
陽菜
彩乃
杏里
杏里
彩乃
陽菜
彩乃
陽菜
陽菜
陽菜
ゆずは
陽菜
陽菜
私は両手の人差し指と中指どうしを合わせ、四角形を作った
陽菜
陽菜
私の指は小刻みに震えていたが、
闇に包まれてその正体を目で確かめることはできなかった
陽菜
そうして指で四角形を作った瞬間、
私の顔を何かが伝った気がした
でもそれはどうでも良かった
ただ、全員で生きて帰れれば、それでよかった
コメント
3件
第5話、読みました!研究所の女の「全員揃った」発言で一気に不穏な空気に。花畑の美しさが逆に怖くて、杏里が落ちた穴に三人も飛び込む決断——その連帯感と覚悟に心を打たれました。何より最後の、四人で暗号の四角形を作るシーンが……たった一つの形に「仲間だよ」という信頼が詰まっていて、震えました。これからの迷宮編、本当に楽しみです。
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