TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

フォス

はぁ……

ミツルギ

フォスさん…

フォス

いや、すまないな

ミツルギ

いいんです別に

ミツルギ

僕ら初めての戦闘ですから

ミツルギ

知的生命体同士の戦闘なんて……

ミツルギ

僕らの祖先は人ではなく自然界の生き物達が戦闘相手でした

ミツルギ

時代が変わると、戦う相手も変わりますよ

フォス

そうなのかもしれねぇな…

フォス

フォス

なぁミツルギ

ミツルギ

はい?

フォス

俺らが目指す世界の果てってそんなにやばいモノなのか?

ミツルギ

どうでしょうかね…

ミツルギ

その重要な部分は掠れて読めないですから

リド

それを確かめるべく向かってるんですよ

フォス

リド…

リド

世界の果てにある『それ』が何かは知りません

リド

兵器なのか呪術的なものなのか…

リド

世界を変えてしまうものなのか……

リド

あるいは私達にも分からないものなのか

リド

なんにせよ目的は『それ』を見ることです

リド

それ以上もそれ以下もないです

フォス

フォス

仮にさ…

フォス

世界の果てにある『それ』が

フォス

兵器だとして…

フォス

なんで俺らは戦闘をしないといけないんだ

フォス

同じ話せる立場にあるならさ

フォス

なんで対話ができないのか…

リド

価値観の違い

リド

それしか言えないですね

フォス

先祖が何をしたのか知らねぇけど

フォス

他種族を滅ぼした過去があるのか?

フォス

そうでもしないと俺らが外の世界から迫害されていた理由が見つからない

プルクラ

プルクラ

例え話をしましょう…

フォス

プルクラ?

プルクラ

とある人物はとても心優しい人物です

プルクラ

そして彼は他の人が羨むほどの才能を持ってました

プルクラ

その才能は大袈裟に言えば世界を変えるほどのものです

プルクラ

やろうと思えば世界を支配することもできます

プルクラ

ですが本人はそんな気はありません

プルクラ

何せ彼はとても心優しい人物だからです

プルクラ

他の人にも分け隔てなく優しく、その才能もみんなのために使います

プルクラ

ではここでフォスに質問です

プルクラ

あなたはこの人をどう感じました?

フォス

どう感じたって…

フォス

特に何も……

プルクラ

ミツルギは?

ミツルギ

僕もこれといって疑問点とかは…

プルクラ

リドはどうでしょう

リド

私は………

リド

リド

私は怖いと感じました

プルクラ

それは何故?

リド

いくら心優しいと言われていても

リド

その力を悪用しないと決めつけることが出来ない

リド

仮に悪用はしなくても例えば、ちょっとしたいざこざになった時

リド

その才能を使われたら何も出来ない

リド

一歩間違えたら死ぬかもしれない

プルクラ

プルクラ

なるほど…

フォス

この話がなんだ?

プルクラ

今リドが話してくれたことが先程あなたの悩んでいたものな答えです

フォス

は?

プルクラ

先祖は他種族に悪さをしてないとしても

プルクラ

いつ悪さをするか分からない

プルクラ

その力を自分たちに向けられる日が来るかもしれない

プルクラ

そんな恐怖心から私達カミツル族は迫害されたのです

プルクラ

いくら私達が他の種族に迷惑をかけない

プルクラ

そう話しても信じてはくれないでしょう

プルクラ

信じようとしてもその恐怖心が邪魔をします

プルクラ

だから現代私達と他種族の間でこんな争いが生まれてるのです

プルクラ

対話が出来るのならばとっくにしてるでしょう

プルクラ

でもそれが通じないからこそ私達の代まで迫害されていたのです

プルクラ

悲しい事ですが私達の目的が『それ』を見るだけ

プルクラ

少し旅行を楽しもうとするだけでも他の種族からは恐怖の対象でしかないのです

プルクラ

これは知的生命体の運命だと思います

プルクラ

また古くからの言い伝えも影響してるでしょう

ミツルギ

結局僕達は争い続けないといけないのね

リド

それが運命だからな

フォス

旅行もままならないか…

ミツルギ

だからといって引きこもってろは違うよね

リド

臭いものには蓋をしろ

リド

私たちの存在はそんなものです

フォス

フォス

俺らが迫害されたとしても

フォス

『それ』を見るために争いをした

フォス

もうあとには引けないよな…

プルクラ

そもそも引き返す選択肢は与えてないです

プルクラ

現状『それ』を見るには今回のような障壁が立ち塞がります

プルクラ

でも、私たちの目的はあくまで『それ』を『見る』ことです

プルクラ

それすらも許されないのはおかしい事です

プルクラ

だから私たちは戦うのです

プルクラ

分かりますか?

フォス

分かるよそんくらい

フォス

んじゃあ……

フォス

気持ちを切り替えて行くか

プルクラ

その意気です

プルクラ

ですがまずは物資を補給して休息をとりましょう

リド

それがよさげですね

〜???〜

部隊長

ただいま戻りました…

シャドウ

話は聞いている

部隊長

申し訳ありません

シャドウ

謝ることではない

シャドウ

むしろ私が謝るべきだな

シャドウ

犠牲者を多く出させてしまった

部隊長

いえ、これは私の落ち度です

シャドウ

気にするな

シャドウ

全てを背負って生きようとするな

シャドウ

その責任感は1人でしょい込めるものでは無い

シャドウ

君が許してくれるのならば

シャドウ

その責任を私にも分けてくれないか?

シャドウ

共に彼らの進軍を止めるのだ

部隊長

はい……

部隊長

お心遣いありがとうございます

シャドウ

第二防衛ラインも同様に守り手が薄い

シャドウ

が、最悪そこは抜かれても問題ない

シャドウ

最終防衛ラインには私が赴く

シャドウ

君はどうする?

部隊長

私は……

部隊長

私も最終防衛ラインに就かせてください

シャドウ

その心は?

部隊長

今一度シャドウ様の戦いをこの目に焼き付けたいのです

部隊長

二度とあのような失態をせぬように…

シャドウ

仲間を失うということはよくある事だ

シャドウ

戦争をする時は悲しいことに、な

シャドウ

同じ失態はせぬ事がベストだがそれは出来ない

シャドウ

なればどうするべきか?

シャドウ

今を生きろ

シャドウ

その瞬間を大切にせよ

シャドウ

その者が死ぬ間際でも自分のことを思い出して貰えるよう

シャドウ

また、お主本人が共にすごした仲間を思い出せるよう

シャドウ

今を生き、時を大事にせよ

部隊長

部隊長

はい

部隊長

ではこれで私は失礼します

シャドウ

シャドウ

ふむ……

シャドウ

やはり古くからの言い伝えは真ということになるか

シャドウ

彼等に聞く耳があるのならば

シャドウ

対話もしてみる価値があるな

シャドウ

もし聞けぬようなら……

シャドウ

止むを得ぬか

シャドウ

私とて争いは好まないのだがな…
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚