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夏祭りの日がやってきた.

誰かと一緒に行く予定なんか

なかった. だけど…自然と

足はあの場所へと向かった.

去年、光と待ち合わせをした

近所の公園に到着した.

18時. 待ち合わせをした

時間になった.

ここで待ち続けて.

光がナンパから助けてくれて.

途中で喧嘩をして.

光から告白されて.

結局花火を見れなくて.

…あぁ.

色々なことがあったなぁ.

南方 葵

来るわけないかぁ…

ぼそっと呟いた時だった.

井口 光

誰が来るわけないって?

振り向くと、私服姿の

光が立っていた.

南方 葵

こ…光っ!?

思わず目を疑った.

夢……じゃないよね?

南方 葵

東京に
行ったんじゃないの!?

南方 葵

何でここにいるの?

井口 光

夏休みだから

井口 光

こっちに帰ってきた.

井口 光

葵こそ、何で

井口 光

こんな所にいるんだよ!

言われてみれば…わたし、

何でここにいるんだろう.

南方 葵

光に…会えそうな

南方 葵

気がしたから…かな.

井口 光

何だよそれ

光が笑った.

南方 葵

あのさ…もう一度

南方 葵

会えたら言おうと

南方 葵

思ってたことがあるんだ.

私は、光の目を

しっかりと見つめた.

南方 葵

光のことが…

南方 葵

好きです……!

心の中に溜めていた想いを

打ち明けた__…。

突然の告白に、光は案の定

驚いたような

表情を見せた.

初めての告白は

想像していたよりずっと

恥ずかしかった.

2人の間には沈黙が流れた.

井口 光

俺からも

井口 光

言いたいことがある…

先に沈黙を破ったのは

光だった.

緊張感に満ちた表情で

口を開いた.

井口 光

俺も葵のことが好きです.

井口 光

……って、俺ら

井口 光

両思いじゃん.

南方 葵

ほんとだね

2人で顔を

見合わせて笑った.

それから、色んな話をした.

入院中のおじいちゃんの

症状が少しずつ快方に

向かっていることや

東京での学校生活のことなど

今まで話せなかった分

沢山話した.

あっという間に時間が経ち

時計の針は

19時59分になっていた.

間もなく、花火が始まる.

井口 光

やべっ…

井口 光

もうこんな時間!?

南方 葵

うそ!?

南方 葵

花火始まっちゃう!

バン…ッ!

2人して焦っていた時

色とりどりの光が空に

打ち上げられた.

南方 葵

わぁ……綺麗!!

井口 光

ここからよく見えるな!

空に打ち上がる花火を見ながら

どちらともなく

そっと手を繋いだ.

井口 光

来年も、ここで一緒に

井口 光

花火見ような.

南方 葵

うん!

2人は約束を交わした.

私たちの恋はまるで

夏が運んでくれた

奇跡のようで.

この手を離したくないと思った.

光の横顔をずっと

見ていたいと願った.

私たちの夏の恋はまだ

始まったばかり.

"来年も再来年も、光の隣に

いられますように."

そっと心の中で祈った.

end.

読んでくれて📖 ありがとです!!☺︎ ぜひ他のも 見てみてください!!⸜❤︎⸝‍

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コメント

1

ユーザー

感動した〜!!

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