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北見(担任)
三島圭子
昼休み
突然、担任が圭子を呼びに来た
あまり珍しいことではないのだが
今のイルにとっては
ただただ不安を煽るだけ
案の定
圭子がいなくなってわずか10秒ほどで
穂波達がイルを取り囲む
坂井穂波
高尾雄大
吉崎隆
ケラケラと笑いながら
イルの髪の毛を何度も触り
この度にイルはビクビクと震えていた
坂井穂波
高尾雄大
吉崎隆
坂井穂波
吉崎隆
坂井穂波
坂井穂波
坂井穂波
高尾雄大
勝手に盛り上がる穂波達に
イルは勇気を振り絞って答える
浜松イル
浜松イル
坂井穂波
穂波は勢いよくイルの髪を掴むと
そのまま勢いよく壁に押し付けた
一瞬静まり返る教室内に
ごんっ!
鈍い音が響く
浜松イル
微かに聞こえるイルのすすり泣く声
顔を押さえしゃがみこんだイルの髪を
穂波は再び掴んで持ち上げる
坂井穂波
坂井穂波
と、意地悪く微笑む
浜松イル
浜松イル
坂井穂波
坂井穂波
浜松イル
涙で濡れる頬
壁にぶつかった衝撃で腫れた額
穂波はそんなイルの顔をじっと見つめ
耳元で囁く
坂井穂波
坂井穂波
坂井穂波
坂井穂波
坂井穂波
浜松イル
坂井穂波
浜松イル
イルの言葉を遮るように
穂波は再びイルの髪を掴むが
廊下を気にしていた雄大が圭子の存在に気づき
高尾雄大
坂井穂波
三島圭子
吉崎隆
坂井穂波
三島圭子
三島圭子
浜松イル
圭子は直ぐに辺りを見渡すも
誰も真実を語ろうとはせず
全員が不自然に目を逸らしたため
圭子は教室内にいたイルを除く生徒全員に疑いの目を向けた