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第二章 日直
幸せな日の翌日に、不幸せな日は訪れる。
あまりにも憂鬱な日の始まりだった。
登校中、昨日お店から見えた桜並木を通った。
昨日の深夜から明け方にかけて、大雨が降り、頑張っていた桜は全部散ってしまった。
ため息をつきながら、花びらが無数に張り付くタイル張りの道を歩いた。
花びらを、なるべく踏まないように歩こうと決めたが、それは、なかなか難しかった。
今日は進級して、最初の日直の日だった。
日直だから最低な日。
大袈裟かもしれないが、そうなのだ。
授業前の号令をかけたり、黒板を掃除したり、日誌を書いたりと、そこまでは別に憂鬱ではないのだが、日直には最大最悪の仕事がある。
帰りのホームルームに行う一分間スピーチだ。
毎回、担任の先生に決められたテーマにそって話す。
私はこれが一年生の時から憂鬱で仕方なかった。
いつまで経ってもみんなの前に出て、話すことに慣れない。
教壇にたち、自分で何を喋っているとのかも分からなくなる。
それに今回は同じクラスに藤川君がいるのだ。
緊張しない方がおかしかった。
友菜
登校中一緒になった、明美に愚痴を言ってみた。
明美
友菜
明美
友菜
明美
明美に褒められて嬉しい。
明美はおしゃれだから。
それに藤川君のセンスも同時に褒められているみたいで、されに嬉しい。
友菜
明美
友菜
ただでさえ緊張体質なのに、あまりにも周りがよく見えすぎるせいで、さらに緊張に拍車がかかるのではないかと、今から気が気ではない。
友菜
明美
友菜
明美
友菜
明美
中学に入学して以降、ずっとメガネキャラの私がスピーチの時だけ、メガネを外していたら、あまりにも不自然すぎる気がする。
明美
明美にそう聞かれたが、何も返せなかった。