最 強 な 私 は ＿＿で す ｯ

あ、 あ ぁ

な ん でｯ

こ ん な ん じゃｯ

ぅぅぅぅぁぁぁぁぁｯ

ごめんなさい

過去

夜 の 街

焦げた木の匂い、血の生臭さ

嫌な匂い

遠くから聞こえる悲鳴

遠くから見える異形の姿が立っていた

街人の所に来たとたん

私 は 動 け な く な った

爪が襲いかかる

刀を振り抜いた

必死に引き返す

私 は 動 き を 止 め た

春菜の笑顔が浮かんだ

助けてくれますか？

春菜の心の声が聞こえた

涙と血で視界が揺れる

斬れば春菜が死ぬ

斬らなければだれかが死ぬ

ｼｭﾋﾟﾝ

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

春菜が崩れて行く

助けて欲しかったな

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

助 け て あ げ れ な く てｯ

私 は 絶 望 で し か な か った

救えなかった

それでも

戦って行かなければならない

この罪と傷が私の胸に深く刻まれていった

雨 が 降 り だ し た

この雨はいつ止むのだろうか＿＿＿

というのが私の過去

今の私はというと＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 私 と し の ぶ ち ゃ ん は 昔 か ら の 知 り 会 い ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ そう私は今日から柱になるのだｯ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

柱合会議が終わり

ﾆｺｯ

ｺｸｯ

水柱様は頷いた

緊張しているとの事だ

え、

急にそれ聞く？

話すの苦手なんだろーな

てか失礼じゃない？

冨岡さん察したのかな？

ん？

嫌々そこじゃなくない？

冨岡さんも若いでしょうがｯ

ﾌﾌｯ

ポンだなぁ

やばい涙がｯ

笑わないとｯ

ﾆｺｯ

思い出してしまう

春菜のことをｯ

ﾎﾟﾛｯ

上 弦 の 漆ｯ

今気づいたこの鬼上弦だｯ

では何故喋らないｯ

しかも上弦の漆ってなんだ

初耳だｯ

ｼｬｷﾝ

鬼 の 腕 が き れ た

どうして最後驚いたのかふしぎですねぇ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 春菜は夜帆の幼なじみで、親友です ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿