TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
好きになりました。

一覧ページ

「好きになりました。」のメインビジュアル

好きになりました。

13 - ご飯に行こう。

♥

143

2021年12月08日

シェアするシェアする
報告する

最近あったことをバイト先の 店長に話した。

みかんゼリーくんと練習で付き合っている 話はもちろんしていないが

今朝の女の子の話や ラインが返ってこないことを相談した。

店長

もしかしたら、キヨくんに気遣ってるのかもね

キヨ。

どういうことですか?

店長

その場にいたのかもしれないよ?

店長

邪魔しちゃいけないって思ったんじゃないかな

キヨ。

そんなこと…

店長

ほら、俺なんかはそういう浮いた話あると
つい聞きたくて詮索しちゃうけど

店長

レトルトくんはあんまり触れないようにしてたんじゃない?

店長

まぁラインが返ってこないんじゃ
確かめようがないけどね

ひょっとしたら、うっしーや店長とは 真逆のタイプなのかもしれないな。

キヨ。

俺今度、友達とその人と一緒に3人で
飯行く話になったんですけど

キヨ。

その時に聞いてみるのってアリっすかね?

店長

うーん…それもアリだとは思うけど

店長

それとなくね

キヨ。

日程決まってないから
まずそこからですわ

店長

あ、そうなの?

店長

そしたら誘うところからだね

店長

飯食って場が和んだらそのとき聞いてみればいいと思うよ

キヨ。

さすが年長者ですね

店長

伊達に歳食ってないから

バイトが終わったらまた連絡してみよう。

3人のグループを作り ご飯の予定を立てる。

あの後、レトさんからはラインが来ていて

寝てたから気づかなかったのだという。

その答えに若干違和感をおぼえたけれど 返信は来たので安心した。

牛沢

ういー

キヨ。

俺焼肉行きてぇんだけど

レトルト

いいじゃん!

レトルト

場所はどうする?

牛沢

俺んちの近くにいい店あるけど

キヨ。

いつも行ってるとこ?

牛沢

そうそう

キヨ。

うちの周辺はあんまりないから
助かるわ

レトルト

じゃあうっしーの最寄り駅でいい?

牛沢

いいよ

牛沢

二人来させちゃって悪いけど

キヨ。

大丈夫よ

キヨ。

じゃ、日にちは俺のバイト無い日で
適当に考えておくから

キヨ。

空けとけよ!

レトルト

了解!

牛沢

へいへい

キヨ。

すまん、遅れたわ

駅に着くと、椅子に座って スマホをいじっているうっしーを見つけた。

レトルト

電車遅れちゃってね

牛沢

いいよいいよ

キヨ。

駅の近くだっけ?

牛沢

いや、ちょっと歩くけど

牛沢

大丈夫そう?

レトルト

全然平気やで

牛沢

よっしゃ行くか

スマホをしまい、立ち上がって歩き出す。

キヨ。

俺朝食ってねぇんだよ

牛沢

食べ放題だから

キヨ。

っしゃ!!

レトルト

楽しみだなー

レトルト

最近行ってなかったからさ

牛沢

いつもコンビニ飯だっけ?

牛沢

今度行ったとき、冷やかしてやれよ

牛沢

こいつ喜ぶから

レトルト

わかったぁ

キヨ。

喜ばないからね!?

キヨ。

そりゃ知り合い来れば頑張れるけどさ

キヨ。

レトさんも乗らないでよ!

レトルト

えー?

レトルト

でもキヨくん嬉しそうやん

レトルト

いつも俺が行くと楽しそうにレジ打ちしてくれるし

牛沢

マジ?

キヨ。

もうこの話やめようぜ…

俺の恥ずかしい話で盛り上がるのを 阻止する。

早く店つかねぇかな…

店員

いらっしゃいませー

店員

何名ですか?

牛沢

3人で

店員

3名様ですね

店員

お席ご案内します

席に案内され、それぞれ座る。

キヨ。

レトさん奥でいい?

レトルト

いいよ

牛沢

じゃあ俺はこっちだな

牛沢

何からいく?

キヨ。

腹減ったからとりあえず片っ端から頼もうぜ

牛沢

豪快すぎるだろ笑

牛沢

まぁいいや、じゃあこれとこれと…

牛沢

レトさんは?

レトルト

俺ご飯食べたい!

キヨ。

あ、じゃあ俺も

牛沢

了解

10皿ほど頼み、来るまでの時間は くだらない話をして楽しんだ。

店員

お待たせいたしました

レトルト

肉が来たよー

キヨ。

じゃあ俺が焼くわ

牛沢

うわー

牛沢

モテる男のやつじゃん

キヨ。

なんで!?

レトルト

焼肉で焼く側に回る人って
漏れなくモテるよね

キヨ。

これが普通よ?

牛沢

普通でできるのはまじでモテるやつだから

キヨ。

なんかやりづれぇな…

レトルト

じゃあキヨくんに任せちゃっていいの?

キヨ。

いいよ、やるよ

牛沢

ヒュ〜ゥ

キヨ。

イラッとすんなぁ…

俺のほか二人はやる気がなさそうだ。

既に箸を持ってスタンバっている。

レトルト

まあまあ

レトルト

俺下手だし、キヨくん器用そうだから

レトルト

お願い

そんなこと言われたら 頑張るしかないじゃないか。

キヨ。

任せてよ

牛沢

ヒュ〜ゥ

キヨ。

うるせぇ

TO BE CONTINUED...

好きになりました。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

143

コメント

1

ユーザー

ヒュ〜ゥ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚