TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

最近飼い始めた家畜

一覧ページ

「最近飼い始めた家畜」のメインビジュアル

最近飼い始めた家畜

11 - 優しさと愛おしいと思う感情

♥

150

2024年04月18日

シェアするシェアする
報告する

irxsnmmn注意 ご本人様には一切関係ありません ペア 青桃 水黒 赤白 二重人格 獣 主従呼び方変更あり 季節感無視してます 苦手な方地雷な方は自衛してください

少しおさらい りうらさん(人間)→主人組呼び捨て家畜組 ちゃんorくん呼び 別人格→呼び捨て ほとけさん(人間)→主人&家畜組くんちゃん呼び 初兎さん(羊)→主人組様呼び家畜組ちゃんor呼び捨て ないこさん(牛)→主人組 さんor様呼び 家畜組 ちゃんor呼び捨て いふさん(人間)→主人家畜組 呼び捨て 悠佑さん(鶏)→主人呼び捨て その他主人 様呼び 家畜組 さん呼び(偶に)or呼び捨て ※お話によって呼び方は、変えてます 基本はこの呼び方の通りです りうさんの別人格の時は、 一人称俺 呼び方 呼び捨ての時です

描写 心情表現多めです オトマトペ無しですので分かりにくい所が多々あると思いますが、ご了承ください そんなの見たくねぇよって方は、 物語を閉じてください

また家畜組は、動物と人間のハーフの体でお話を進めています。 人間の生理現象もある程度あります 六花 なこ 桜兎の呼び方が偶に出ますが 家畜組 悠佑さん、ないこさん、初兎さんの牧場時でのお名前です

Ⅰ﹣🐤

花冠…貰ってよかったの?

IV﹣🍣

はい。上手く出来たので貰ってください

Ⅰ﹣🐤

さっきは、ごめんね

IV﹣🍣

…いえ、私こそすみません…

Ⅰ﹣🐤

…そろそろ帰ろっか

IV﹣🍣

は、いっ

歩いてる途中とある事を思い出して、 歩みを止めた

Ⅰ﹣🐤

俺が作った花冠も良かったら貰って

IV﹣🍣

ありがとうございますっ

花冠を受け取り頭に乗せ嬉しそうに微笑む

IV﹣🍣

枯らさないようにしますね〜

Ⅰ﹣🐤

枯れるのは、時間の問題だから
そんな大切にしなくて良いよ

IV﹣🍣

主人からの貰い物は、何でも嬉しいんです

IV﹣🍣

初兎ちゃんのご主人なら尚更大切にしたい気持ちが湧きます

Ⅰ﹣🐤

俺は、人からの貰い物は捨てる主義だから理解できないな

IV﹣🍣

りうら様が冷めてるだけだと思いますよ

Ⅰ﹣🐤

そう?普通だと思うけど、知らない人の
贈り物なんて怖いから捨ててるだけ

IV﹣🍣

知らない人…?

Ⅰ﹣🐤

会ったこともない人のこと。警戒心がないないこは、誰から貰っても喜ぶもんね

IV﹣🍣

喜びますけど…受け取るのは、怖いです

Ⅰ﹣🐤

怖いって思うなら受け取らないこと…
“俺“との約束ね

人差し指を絡め、歌いながら指を動かす

Ⅰ﹣🐤

指切りげんまん〜
嘘ついたら針千本飲〜ます…

Ⅰ﹣🐤

指切った

IV﹣🍣

なんですか、??

Ⅰ﹣🐤

約束する時にやることかな?“俺“も良く分からない

IV﹣🍣

…教えて下さりありがとうございます

Ⅰ﹣🐤

別にお礼なんて良いよ

IV﹣🍣

でもありがとうございます

Ⅰ﹣🐤

変な子だね…誰にでもお礼言ったら
痛い目合うからね?

ふわふわした猫毛に触れると嫌そうに首を横に振った

IV﹣🍣

わ、っ…りうら様触らないでください
セットした髪が乱れます

Ⅰ﹣🐤

ぼさぼさの髪の餓鬼が何言ってんの…

IV﹣🍣

ぼさぼさじゃ、ないです

Ⅰ﹣🐤

寝癖かどうか知らないけど…髪の毛跳ねすぎだろ

IV﹣🍣

これは、元々…です

髪の毛を抑え、寝癖じゃないですと 怒りながら髪を整える

Ⅰ﹣🐤

違う…直すなら上の方だろ

IV﹣🍣

…双葉は、寝癖じゃないです

Ⅰ﹣🐤

直したら帰ろっか…ないこ、門限とかある?

IV﹣🍣

門限…っ、て?

Ⅰ﹣🐤

あ“〜それも知らないのか…帰らないといけない時刻のこと

IV﹣🍣

5時だった気がします…今何時ですか、?

Ⅰ﹣🐤

…5時

IV﹣🍣

帰らないと怒られますか、ね?

Ⅰ﹣🐤

怒られるだけで済むと良いけどね、?

首筋を指の腹で撫で、肩に手を乗せた

Ⅰ﹣🐤

罰は、守ってよ…隠したら駄目だから

IV﹣🍣

分かってますから…怒らないでください!!

Ⅰ﹣🐤

怒ってない…早く帰るぞ

IV﹣🍣

は、い…!

Ⅴ﹣🥂

……

Ⅲ﹣🐇

…め、めぇ…

Ⅴ﹣🥂

…怖がらんでええよ
取って食ったりせんから

Ⅲ﹣🐇

怖がってすみません

Ⅴ﹣🥂

別に。目付きが悪いから怖がられんのは慣れとるよ

Ⅲ﹣🐇

そうですか

冷えきった紅茶に口を付け、カップをテーブルに置いた

Ⅲ﹣🐇

で、ないちゃんの話でしたっけ?
何が聞きたいんですか

Ⅴ﹣🥂

普段の様子とか隠し事とか何でも良いから聞かせて

Ⅲ﹣🐇

猫っ毛なのに寝癖って言われるのを
嫌っているのは知ってますか?

Ⅴ﹣🥂

あれ、寝癖やないんや…

Ⅲ﹣🐇

産まれ付きらしいですけど最初は、
もっと大人しかったんです

Ⅲ﹣🐇

最初はぴょこんって跳ねてただけなんですけど…気付けば猫っ毛になってました

Ⅴ﹣🥂

猫っ毛可愛いから俺は、気にしぃひんけど気にしとんなら触れん方が良いか

Ⅲ﹣🐇

そうしてください…ないちゃんは、
一応女の子なので。

Ⅴ﹣🥂

それだけ、?

Ⅲ﹣🐇

他は、愛情表現が下手やのに自分らを育ててくれました

Ⅴ﹣🥂

そう…教えてくれてありがとうな

Ⅲ﹣🐇

…それと、ないちゃんは子作りとか
嫌いですので誘っても無駄ですよ

Ⅴ﹣🥂

…はぁ、??子供には、興味ないから
そこは、安心して

Ⅲ﹣🐇

ほんとですかね、?ないちゃんに
手出したら殴りますよ

自分には、育てて貰ったことへの 感謝と彼女への情がある

小さい頃から弱々しく笑う彼女を守りたかった

Ⅴ﹣🥂

殴れるもんなら殴りに来ぃや。
まぁ、殴らさんけど

Ⅲ﹣🐇

殴りに行きたくないので気をつけてください

Ⅲ﹣🐇

他に聞きたいことあります?

Ⅴ﹣🥂

タートルネックの下とか、?
何で隠しとるか気になるんよな

Ⅲ﹣🐇

…無さそうですので帰りますね

Ⅴ﹣🥂

質問したねんけど、〜??

Ⅲ﹣🐇

ないちゃんが隠したい程嫌がっとることを話す程自分は、最低じゃありません

Ⅲ﹣🐇

話せないって言う方が正しいですかね…
惚れとる子のことをペラペラ話したないです

Ⅴ﹣🥂

あっそ…惚れとることは、言ってくれるんや

Ⅲ﹣🐇

隠しても…意味ないと思うので話しました

Ⅲ﹣🐇

貴方には、譲りません

Ⅴ﹣🥂

……

Ⅲ﹣🐇

失礼します

Ⅴ﹣🥂

俺も渡す気ないわ…俺が見つけた子なんやから

あんた(お前)みたいな人(奴)には “絶対“渡さない(渡さへん)

Ⅱ﹣💎

晴れてて良かったね〜

Ⅵ﹣🦁

…っ、うん

Ⅱ﹣💎

悠くんは、桜見たことある?

Ⅵ﹣🦁

実物は見たことないけど、…一応見たことはある

Ⅱ﹣💎

そうなの?なら見た感想聞かせてくれる?

小さく黙り込む悠くんの手を掴むと、 弱い力だけど握り返してくれた

Ⅱ﹣💎

(少しは、気許してくれたのかな、)

Ⅵ﹣🦁

主人と見るのは、初めてやから嬉しい…

Ⅱ﹣💎

そっか〜僕も、悠くんと見れて嬉しい〜

可愛い感想に、頬が緩んだが 悠くんは、まだ何か言いたげに口を開く

Ⅵ﹣🦁

けど、な…

Ⅵ﹣🦁

空の色と一緒でほとけの髪の毛の方が綺麗…

Ⅱ﹣💎

…っ、え、?

一瞬言われたことを理解出来ず 呆けた表情で、目を見開いた

Ⅱ﹣💎

…っ、…そっか…ありがとう

Ⅵ﹣🦁

ほんまに思っとるから…嘘やないよ

Ⅱ﹣💎

うん…分かってるよ

家畜が言うことは、きっと主人への 敬愛故の発言

そう頭では、理解しているのに頬は 熱を帯びて薔薇色に染まる

Ⅵ﹣🦁

ほとけ、大丈夫…体しんどい??

Ⅱ﹣💎

大丈夫…かなぁ…っっ…

Ⅵ﹣🦁

貧血気味?なら寄り道せんと早く帰ろう…

心配そうに背中を撫で腕を掴み、離れないと口にする

Ⅵ﹣🦁

無理したらあかんけど、どっか見て回るならこのまま…くっついとくよ

頭を撫でると、恥ずかしそうに俯く姿が可愛かった

Ⅱ﹣💎

悠くんありがとう

Ⅵ﹣🦁

っ、どーいたしまして…

Ⅱ﹣💎

悠くん少し寄り道して良いかな、?

Ⅵ﹣🦁

ええけど、っ…なんかすんの?

Ⅱ﹣💎

う、んっ。桜見ながら何か食べたいと思ってるけど悠くんは、帰りたい?

Ⅵ﹣🦁

Ⅵ﹣🦁

…ううん…帰りたくない

Ⅱ﹣💎

僕の心配は要らないからね、?

Ⅵ﹣🦁

…やだ

Ⅱ﹣💎

悠くんは、優しいね

Ⅵ﹣🦁

…そう、?普通やと思うけど

Ⅱ﹣💎

そうかなぁ…

IV﹣🍣

りうら様送って下さりありがとうございます

Ⅰ﹣🐤

ないこ迷いそうだから心配で送っただけだから…

IV﹣🍣

心配される歳じゃないですよ、!
迷子には、なりません

Ⅰ﹣🐤

本当、?

IV﹣🍣

私、方向音痴じゃないです。
迷子になるのは初兎ちゃんの方ですよ

Ⅰ﹣🐤

目を離さないようにしないとな…

Ⅰ﹣🐤

俺もう行くけど…1人で大丈夫??

IV﹣🍣

大丈夫ですよ。私、子供じゃないです

Ⅰ﹣🐤

あっそ。いふ居なさそうだけど鍵持ってんの?

IV﹣🍣

……

IV﹣🍣

…持ってないです

Ⅰ﹣🐤

はぁ…

Ⅰ﹣🐤

どうすんの、帰ってくるまで待つ?

IV﹣🍣

勿論…待ちます

スカートをたくし上げ、玄関の段差に座る

Ⅰ﹣🐤

そんな薄着で待つなんて風邪引くだろ…

IV﹣🍣

大丈夫ですよ。そんな薄着じゃありませんし寒くありません

Ⅰ﹣🐤

…上着羽織ってろ

IV﹣🍣

それだったらりうら様が薄着になるので
駄目です

Ⅰ﹣🐤

俺は寒いの慣れてるから薄着でも大丈夫

そう言って脱いで渡そうとしていた 上着のボタンを留められた

IV﹣🍣

…ありがとうございます

Ⅰ﹣🐤

…別に

IV﹣🍣

初兎ちゃん迎えに行かないんですか?

Ⅰ﹣🐤

初兎には、鍵渡してるから大丈夫

IV﹣🍣

そうですか…

Ⅴ﹣🥂

で、お前は何時まで着いてくるん、?

Ⅲ﹣🐇

着いてきてませんよ。
自意識過剰なんですか?

Ⅴ﹣🥂

ちゃうわ…お前の家こっちじゃないから
言っとんねん

Ⅲ﹣🐇

自分は、りうら様迎えに行くだけですので気にしないでください

迎え、?

こっち方面にこいつが居るってことは…

頭では、理解しているのに イラついて声が震える

Ⅴ﹣🥂

…りうら今何処居るん?

Ⅲ﹣🐇

ないちゃん送ってたんです
知りませんでしたか?

Ⅴ﹣🥂

それは、知らへんけど…ないこ鍵持ってんへんから急がなあかんなぁ…

Ⅲ﹣🐇

薄着でしたから風邪引いとるかも知れませんね

Ⅲ﹣🐇

あの服…いふ様の趣味ですか?

話し方は丁寧なのに表情と声音には はっきりと苛立ちと嫌悪が含まれていた

Ⅲ﹣🐇

所有物だと思ってるんですか?

Ⅴ﹣🥂

…思っとるよ。ないこは、俺の家畜やからどんな服着とっても関係あらへんやろ

Ⅲ﹣🐇

…歪んでる

Ⅴ﹣🥂

どーでも言っとけ…

IV﹣🍣

…くっ、ちゅん…っ、!

Ⅰ﹣🐤

大丈夫か、?毛布持ってたら良かったんだけど…ごめんな

IV﹣🍣

大丈夫ですよ。風が吹いて驚いただけですよ!!

Ⅰ﹣🐤

で、もなぁ…素足だと寒いだろ…

IV﹣🍣

慣れてますので大丈夫です

カツンカツンと靴の音が聞こえたら 会話を終わられ真っ直ぐに駆け寄る

IV﹣🍣

…ご主人おかえりなさい

Ⅴ﹣🥂

ん。ただいま、寒かったやろ…
帰るの遅くなってごめんな

IV﹣🍣

…りうら様が上着を貸してくださったので大丈夫でしたよ

Ⅴ﹣🥂

…そっか。薄着やと寒いよな…
また今度買い物行こうか

IV﹣🍣

私の服なんて良いですよ…

Ⅴ﹣🥂

何度も言うけど…着飾ったないこを見たいから黙って頷いて欲しいな

IV﹣🍣

…分かりました

Ⅴ﹣🥂

タートルネック脱いだん…?
首元寒かったやろ

いふ様が首筋を撫でた手が頬に添えられる

初めて見る首筋の跡に気付いて 怒った声音で、頬に触れた

IV﹣🍣

IV﹣🍣

ご主人…じろじろ見ないでください

IV﹣🍣

汚いので…

Ⅴ﹣🥂

…少し中で話そうか

IV﹣🍣

…怒ってます、?

Ⅴ﹣🥂

……

私の声を無視し、体を抱き上げ玄関の扉を開ける

IV﹣🍣

初兎ちゃん…りうら様…お先に失礼します

Ⅰ﹣🐤

…怪我には気を付けろよ

IV﹣🍣

…っ、はい。私はご主人を信じているので…大丈夫ですよ

不安している2人に微笑み、大丈夫だよと安心させる為に手を振った

Ⅱ﹣💎

悠くん何食べたい??

林檎飴屋さんの前に行き看板を眺めた後、隣に居る悠くんの顔を覗いた

Ⅵ﹣🦁

…?

Ⅱ﹣💎

説明不足でごめんね…悠くんは、お砂糖とか果物は好き?

Ⅵ﹣🦁

食べたことないから分からへん…ごめんな

Ⅱ﹣💎

何でも経験が大事だから食べてみよっか!

Ⅵ﹣🦁

…えらいはしゃいどるな

Ⅱ﹣💎

…楽しいんだもんっ

Ⅵ﹣🦁

ボクもほとけと居って楽しいからお揃いやね

Ⅱ﹣💎

…っ、うん…お揃いだね

年相応に笑う姿が可愛くて心拍数が上がる

Ⅵ﹣🦁

ボク何か間違ったこと言ってもた?

Ⅱ﹣💎

間違ってないよ。少し驚いただけだから
気にしないで

Ⅵ﹣🦁

頭撫でんの好きやな…

Ⅱ﹣💎

…癖だから仕方ないもん

髪に触れたいのも笑顔が見たいと思うのも全部悠くんだけに抱く感情

Ⅵ﹣🦁

癖って…子供みたいやな…っふふ

Ⅱ﹣💎

えへへ…

Ⅱ﹣💎

子供に言われたくない

Ⅵ﹣🦁

確かにそうやね…

可愛らしくて年相応な悠くんを意識してしまう

髪に触れただけで、脈が早くなる

Ⅱ﹣💎

(暖かい…)

小さなこの子をずっと守りたい 独占したい

こんな欲深い感情を悠くんには、 知られたくない

最近飼い始めた家畜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

4

ユーザー

この絡みかなり好きかもしれない.ᐟ.ᐟ.ᐟ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚