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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

レイ

episode02が始まって、荷が重い....レイです。

タミヤ

タマコ大好き、タミヤだ!

レイ

シスコン?....

タミヤ

ちげえw

タミヤ

それより、episode02が始まったな!!

レイ

始まってしまった.....

レイ

表紙もできちゃった.....

タミヤ

そうだな!今後どうなるか楽しみだ!

レイ

....タミヤはそのままでいてね。

タミヤ

? おう?

レイ

それでは、episode02スタート....

タミヤ

美しき少年少女の行く末を

タミヤ&レイ

見届けよう!/見届けよう...

episode02

レイ

.....!!

ベルトコンベアを降り、基地の離れにある大通りにきたタミヤ達。

レイは目を大きく開いて、太陽の眩しさとゼラ達以外の人の話し声、車など音、空気の香りに

思わず倒れそうになった。

レイ

......。

タミヤ

レイ??大丈夫か?

レイ

平気.....

レイ

ちょっと、久しぶりの地上で、

レイ

びっくりしちゃってる、だけ....

ニコ

駄目なら俺かタミヤの後ろにいろ。

タミヤ

俺たちでかいから、一応壁にはなるもんな?

レイ

迷子になりそう...

ニコ

そうならないように、ゼラからあるものを渡されている。

ニコはポケットから一つの腕輪を取り出す。

タミヤ

腕輪??

ニコ

これはここの引き金を引っ張ると腕輪から糸が出る。

レイ

....(引き金...引っ張るタイプの玩具みたい。)

ニコ

これをレイにつける。腕輪は太さを自由に変えられるらしい。何かあった時はタミヤか俺がこの引き金を引き、糸を手繰り寄せて

ニコ

レイを見つけ出せる。

レイ

...リード??

タミヤ

レイは動物かなんかか??

ニコ

不審者に誘拐されたりするよりかは増しだろう??

ニコはレイに腕輪をつけ、引き金を引っ張り、糸がちゃんと出るか確認する。

レイ

....凄い

ニコ

よし、離れるなよ

タミヤ

レイ、俺の前にこいよ。

レイ

.....。

前にニコ、後ろにタミヤ。レイはふらつきながら人々をよけて歩いていく。

タミヤ

なぁ、ニコ。

ニコ

なんだ。

タミヤ

これから何処に行くか決まってんのか??

ニコ

....ああ。とりあえず、停めてきた自転車の所までいくぞ。

レイ

...自転車??

ニコとタミヤと一緒に自転車を停めている駐車場にきた。

ニコ

よし..

レイ

自転車だ....

馬力がそこそこ強そうな2人乗りのできる自転車を二人は手押しで持ってきた。

タミヤ

よし、レイ。どっちかの後ろに乗れよ。

レイ

え....。

レイ

私、自転車に乗ったことないよ.....

タミヤ

へー!意外だな。

タミヤ

じゃあ、ニコの後ろに乗れよ。

ニコ

な、何故俺なんだ!?

タミヤ

身長的にレイは俺の自転車の後ろに乗れないだろ?

ニコ

タミヤが持ち上げてやればいいだろ!?

タミヤ

じゃあ、帰りは俺がレイを乗せるか。

ニコ

あ!?おい!?

タミヤはニコの静止を聞かず、レイを軽々と持ち上げて

ニコの自転車の後ろに乗せる

レイ

!!....(汗)

ニコ

だ、大丈夫か!?

タミヤ

レイ、ニコに掴まってないと落ちるぞ!?

レイ

あ、危ない...(ぷるぷる)

ニコ

待て待て!!今乗るから!!!(汗)

ニコは自転車をしっかり安定させ、急いでまたぐ。

レイ

.....(ぎゅっ)

ニコ

.................。(スンッ)

タミヤ

お?安定したっぽいか??

レイ

....怖い、けど。

レイ

ニコ....、私重くない?こげる?

ニコ

問題ない。が....

レイ

タミヤ

ニコ

レイ。もう少し食べた方がいいぞ。

レイ

え?

タミヤ

???

タミヤはニコが言っていることが最初こそはわからなかったが、後々わかるようになる。

ニコ

レイ。しっかり掴まってろ。

レイ

あい....

タミヤ

よし、んじゃ行くか!

ニコが自転車をこぎ、その後ろをタミヤが自転車で追う。 大通りを抜けていく。

レイ

.....😶

レイはニコに抱きつきながら、目に写る背景を見ていた。

タミヤ

どうだー!レイー!!

レイ

😧.....

タミヤ

あははっ。口が開きっぱだなw

ニコ

虫が入るぞ!

レイ

(´・×・`)

しばらくして、ポツンとある駄菓子屋に寄ることにした。

レイ

.....。

駄菓子屋の外に自転車を停めるニコ達。少し、不安ではあるが、

レイに二人の自転車を見てるようにと伝え、二人は駄菓子屋に入って行った。

レイ

....暑い。

レイ

けど....楽しい....

レイは自転車の近くでしゃがみ、蟻の行列を眺めたり、田んぼを眺めていた。

タミヤ

レーイ

レイ

!....おかえりなさい。

タミヤ

ほい、ソーダ水

レイ

ありがとう...

タミヤとニコが戻ってくると、二人はアイスなりソーダ水などを手に持っていた。

タミヤ

なぁ、ニコ。俺たち何処に向かってるんだ??

ニコ

ああ....。まぁ、いいだろう。目的地も知らないままでいるのもアレだからな。

レイ

...(しゅわしゅわ)

ニコ

この先に、小さいが向日葵畑がある。

レイ

向日葵....。

タミヤ

向日葵畑??なんで、また向日葵畑??

ニコ

....この前、向日葵が見たいと。レイが言っていたからな。

レイ

レイ

覚えてて、くれた....

ニコ

学校の近くに向日葵畑が昔あったが、台風でめちゃくちゃになってしまってたからな。

タミヤ

あ~、それで。ちょっと遠出だけど自転車で行ける距離だもんな。

ニコ

......去年のバイトで、ここら辺を通りかかった時、たまたま見つけた場所だから、今日連れていこうとおm....なんだ、その目。

タミヤ&レイ

✨✨

ニコ

腹立つ眼差しをするな!特にタミヤ!!雷蔵みたいに口に手を当てるな!!

タミヤ

優しいな、ニコ~🤭✨✨

レイ

...✨(覚えてて、くれた)

ニコ

💢_ _)つ))≧∀≦)

ニコはタミヤを叩き、持っていたソーダ水を飲み干した。

ニコ

んっ!

レイ

....え

ニコ

ほら、乗るのを手伝ってやるから。

ニコはレイをタミヤのように持ち上げて、後ろに乗せる。

ニコ

よし、ここからはゆっくりこいでいくから、片腕だけでもいいから、俺に掴まってろ。

レイ

こう?....(ぎゅっ)

タミヤ

喉が乾いたら俺に言えよ?ソーダ水まだ余ってるからさ。

レイ

うん....

ニコ

よし、行くぞ

レイ

!(やっぱり、怖いからしっかり掴まってないと)

ニコ

........。

ニコは内心かなりドキドキしていた。

恥ずかしい話しだが、今まで自分の自転車に自分と近い歳の女子を乗せたことがないからだ。

そして、レイは。自転車に乗ったことがないからか、少し曲がっただけで、

レイは自分の体に抱きつく力が一層強くなる。本人は悪気はないのだろうが、

正直心臓に悪い。

ニコ

.........。

レイ

ニコ、大丈夫?.....

ニコ

....ああ。(大丈夫なわけないだろう。)

また、心音が早くなった...。

Next episode....

生け贄になった少女は光を見つける

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