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榊 真陽

……ゼロ

姫月 琴葉

え、ゼロ?これの答え?

榊 真陽

ええ、そうです

星宮 愛華

解説…してもらっても、いい…ですか?

榊 真陽

はい

榊 真陽

まず、この英字の文字列を日本語に直します

榊 真陽

その方法がスマホのかな入力画面と、同じように分けられた英字入力の画面

榊 真陽

この文字列を入力する動きをかな入力画面で行います

榊 真陽

すると一つの文が出来上がります

忌呪 尊

ひゃくひくひゃくは、じゃな

姫月 琴葉

おおすご!スマホ持ってないのによくわかるね〜!

星宮 愛華

確かに…それを計算したら「0」になりますね

榊 真陽

なので答えはおそらく0かと

忌呪 尊

…分かったところでどうなるんじゃ

忌呪 尊

入力する箇所もないんじゃろ、解くだけ無駄ではないか?

姫月 琴葉

答えは全て0に含まれる…確か、そう言ってた

姫月 琴葉

だから、解かなきゃいけないんだと思う

忌呪 尊

……そうか

星宮 愛華

ぁ、えと……さっき行きそびれた場所…行きますか?

榊 真陽

…そうですね、時間制限があるとしたら後々が大変になりますから

忌呪 尊

すまん、わしもう片足で歩くの疲れたんじゃが

姫月 琴葉

あっそっか…片足、今使えないもんね……んー、なんか転がってくやつあればいいけど…

星宮 愛華

キャビネットの中に台車とかないかな

榊 真陽

あるかもしれません、探してみましょう

真陽さんの言葉に同意して おそらく真っ白のキャビネットの、 1番下の引き出しを開ける。

そこには荷物を運ぶ時に使うような 小さめの台車が入っていた。

星宮 愛華

…わざと?

姫月 琴葉

じゃないかな…大きさもちょうど人1人が乗れるギリだし。色もよく見る緑とかじゃなくて黄色だし

星宮 愛華

あっ、これ黄色なんだ

姫月 琴葉

愛華、色が見えないんだっけ

星宮 愛華

うん……

姫月 琴葉

そっ、か……でもまあ戻るって言ってたし!!だいじょーぶだいじょーぶ!

星宮 愛華

…そう、だよね

星宮 愛華

琴葉、ありがと

姫月 琴葉

いえいえ、どういたしまして!ほら、早く尊さんのとこにもってこ〜

星宮 愛華

早いってだから…!

台車を掴んで颯爽とかけていく 琴葉の後を追う。

だから早いんだって!

姫月 琴葉

これでも大丈夫?

忌呪 尊

ありがとうなぁ、よっこいせ

姫月 琴葉

古ぅ…ほんとに何歳なの…?

姫月 琴葉

私たちと見た目変わんないのに

星宮 愛華

そうゆう人もいるよね、うん

姫月 琴葉

愛華までそっちに行っちゃったぁ!

忌呪 尊

すまんの、行くとするか

星宮 愛華

あ、はぁい

榊 真陽

確か左でしたっけ

星宮 愛華

はい

榊 真陽

行けそうですか?

忌呪 尊

いけるぞ

姫月 琴葉

いける!

榊 真陽

では、扉へ向かいましょうか

─────ガチャ

星宮 愛華

ぅわっ、!

扉を開けた瞬間、 視界一面が眩い光に覆われて 思わずぎゅっと目を瞑った

だんだん光が眩しさがおさまってきて 恐る恐る目を開ける。

────そこは、とある園、 多分保育園とか幼稚園みたいな所。

すこし狭いけど、遊具の多い園庭に、二つに分かれた園舎。

看板に書かれているであろう園の名前はよく読めない。

ドン───ッ

重いものが落ちるような、 鈍い音が聞こえた。

星宮 愛華

っえ、

びっくりして音のした方向を見ると 園児らしき小さい人影が、 階段から転がり落ちている。

助けなきゃ、そう思って駆け寄ろうとすると何かに躓いた。

星宮 愛華

うわぁ、!?

星宮 愛華

い゛ったたた……

星宮 愛華

…ん、?なに、これ…えーと、

星宮 愛華

ひっっ!…ぁ、"手"…?

────

……そ、真陽くんの手

星宮 愛華

だ、れ…?

────

んー、そうだね……

Zéro

Zéro、とか呼んでくれればいーよ

星宮 愛華

…分かった

星宮 愛華

………ぇ、と

Zéro

…まだ何も知らなくていいよ

Zéro

ね、?

人形みたいに整った綺麗な顔で ふんわりと微笑まれる。

優しい、笑顔のはずなのに

どこか怖くて、圧があって、

─────動けない

Zéro

んふふ

Zéro

愛華ちゃん、おやすみ

細められた青い瞳が淡く光る

星宮 愛華

ぁ…え、

何故か目が離せない青い瞳を見た瞬間 異常な眠気が襲ってきて

意識を手放した

───パキ、

Zéro

………はやく、消してあげなきゃね

ザ…ザザ……

少年

あーあー

少年

聞こえてるー?

少年

…って、まだ10時ー?

少年

んー暇だなぁ……

少年

…ふふ、早く起きてね

少年

演者さん♪

   

   

…いきますよ、零月様

少年

んぇ、はぁーい

   

楽しいことしましょう、ね?

少年

ゼッタイやからな!

   

…ええ、もちろん

   

─────最高の答えを用意しておきましょう

𝕿𝖔 𝕭𝖊 𝕮𝖔𝖓𝖙𝖎𝖓𝖚𝖊𝖉…

【最高の「────」を希う】

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