倫 太 郎 _ .
よ 、 よめた … ?
美 華 _ .
うん 。
美 華 _ .
読めちゃった 笑
治 _ .
どゆーことや?
美 華 _ .
( 書
『 聞こえる人は 、 耳で聞き取る 』
美 華 _ .
でしょ ?
倫 太 郎 _ .
ま ー 。 そだね
治 _ .
んで ?
『 聞こえない人は 口 で読み取る 』
治 _ .
え?
治 _ .
口 … で ?
美 華 _ .
うん
倫 太 郎 _ .
どうやって?
美 華 _ .
いや …
『 単純に読むだけだよ 』
治 _ .
それが分からへんねんて!
美 華 _ .
笑 まぁ …
『 それが聾者の特技 』
『 でも 、 健常者は聞くのが特技 』
『 結局 お互い様なんだよ 』
倫 太 郎 _ .
お互い様 …… ね …
治 _ .
確かになぁ
それから
美華が転校してきてから 1ヶ月 。
俺は 、 美華の花を沢山くれた 。
美 華 _ .
わー!
美 華 _ .
かわいー!
倫 太 郎 _ .
笑
美華のことを知ってく度に
花が 1本 1本 増えていく 。
美 華 _ .
あ!
美 華 _ .
りんたろー!!
倫 太 郎 _ .
あ 、 美華 。
📱 ) 『 一緒に行こ! 』
倫 太 郎 _ .
うん
美華の花 貰ってばかりだから
たまには 俺の花もあげようかな _ 。
君が __ だってことを ……