TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

あぁ。

最後の日だし。

はるか

いいの!?。・゜・(ノД`)・゜・。

泣くなってw

早く行こうぜ!

はるか

うぅっ、うん

夢の国へようこそ!! [ディズニーランド]

ここだよな

はるか

そうそう!!

周りの人

キャー!!!

周りの人

可愛い~

???

夢の国へようこそ!!

???

わっははっ~!

周りの人

デッキーマウスだぁ!!

周りの人

写真とろうかぁ

入ろう!!

はるか

うん!

お願いしま~す!

2枚で~

店員

は~い。

店員

どうぞ~

はるか

やった!!

いこいこ!

店員

うん?2枚??

はるか

何で急に行こってなったの??

いや、実はさ

バイトして金貯めてたんだよ

はるか

えぇ!?ありがとう!!

はるか

じゃあ、ジェットコースター乗ろ!!

あぁ!!

数分後。

はるか

はぁ~楽しかったぁ!!

はるか

次コーヒーカップ☕!!

よ~し!めっちゃ回すぞ!!

グルグルグル~

はるか

キャー!!!

はるか

楽しい~!!

やっべ!目回るw

数分後

はるか

楽しかったぁ~

それから二人は ジェットコースター コーヒーカップ ゴーカート に フリーフォールに 乗った。

あ~やべぇー

はるか

次観覧車!!

ちょっと休憩してから行こうぜぇ

はるか

ダメダメ

ちょっとくらい落ち着けって~

はるか

はぁ~い

ジュース買ってくるわ

はるか

うん。

買ってきたよ

はるか

私は飲めないから遠慮しとくね

うん。

ズルズルズル

はぁ~…うまっ

ギャルA

ちょっと~

ギャルA

そこのイケメン~!

ギャルB

私達と遊ばない?

ギャルC

ねぇ、聞いてるぅ~??

あ、俺?ですか

はるか

変な人たちに絡まれちゃったじゃん!

ギャルA

遊ぼぉ~

ごめんなさい。無理です。

ギャルB

えぇ~

知らない人とは...

ギャルC

今知り合ったじゃん!!

無理ですって..

そういうの困ります。

ギャルA

でも、僕ちゃん1人でしょ~??

ギャルB

いいじゃぁ~ん!!

ギャルC

いこいこ!!

.......

はるか

榊っ....

やめてくれます?

うぜぇーんだよ

ギャルB

は?

ギャルC

ふざけるんじゃないわよ?

ふざけてるのはあなた達でしょ?

それに俺、

彼女と来てますから。

さようなら

行くぞ。

はるか

えっ、あ、うん!

タッタッタッタ

ギャルA

何いっちゃってんのー

ギャルB

あいつ一人できてたじゃん

ギャルC

w

ギャルA

あぁ~あっ!もういこ!

はるか

危なかったね

なっ

観覧車乗ろうか。

はるか

うん!

店員

どうぞ中へ~

はるか

よいしょっ!

おおっ!上がっていく!!

はるか

あ、ヤバい

何?トイレ?

はるか

ち、違うよっ....

あ!もしかしてぇ~

怖いんだろ?w

はるか

ち、ちがう!!

そうだ~!!

ほら。来いよ。

はるか

え、うん。

ギュッ!

はるか

(ち、近い///)

こうしてりゃ怖くないだろ。

はるか

うん。

......

はるか

楽しかった!!

もう、夕方だな、

そろそろ出ようか

はるか

えぇ~

特別な場所に連れてってやる。

はるか

うん!行く!!

w

移動....💨

着いたぞ!

はるか

えっ!すごい!!

ザーザー... そこは、夕日に照らされる海だった。

落ち着くだろ。

はるか

うん。

良くここに来るんだ。

はるか

......

写真を撮ろう!!

はるか

えっ!?そんなの出来るわけないでしょ

はるか

だいたい写らないし...

大丈夫。

こうして撮ると記憶には残るだろ。

そう言って私の肩を包むように腕を肩に乗っけた。

ほら、笑え

はるか

う、うん。

パシャッ!

撮れた。

はるか

私のこと、忘れないでね?

あたりめぇだろ?

俺、改めて言う。

はるかのこと、ずっと

大好き。

はるか

////

ギュッ!

はるか

キャッ、

はるか

恥ずかしい..

実際、触れられていない。 でも、少し暖かいのを感じた。 どうしてだろう...

俺、お前のこと、忘れないから。

はるか

うん。

はるか

いつまでも。ね。

あぁ。

大好き。

はるか

私も。

はるか

.....大好き。

はるか

生まれ変わっても。

はるか

次の人生に持っていく。

はるか

大好き!

ギュッ

それからのことは俺も良くわかってない。 どうやって帰ったか、 どうやって眠りについたのか。 一番覚えているのは... はるかが俺のそばを離れていくような悲しい気持ち。 気づくとそこにはもう、

はるかは居なかった。

それから、15年という、 長い月日がたった。 今 俺は31のおじさんだ。

俺が大人になった今もいじめは相変わらずだ。 サイトでいじめのことに語る生徒も少なくはない。 だから今、中学校には相談室と言うものができている。

俺はそこで働くことにした。 海の見える静かな学校。

はるか、

後輩

またまたぁ~、

後輩

落ち込んでたら立ち直れませんよ?

後輩

私もですけど

鈴華...

そう。実は鈴華も相談室の事務員。

はるかの苗字ってなんだっけ

後輩

確か、篠崎さんでしたよ。

篠崎...はるか、

あの海、最後に見た海みたいだ。

後輩

.....

俺はそういうと、放課後の 海を見渡しながら言った。

俺、そろそろ帰るな。

後輩

はい!あとは任せて下さい!

よろしく。

ガラッ...バタン

俺は校庭から海を見つめていた。 静かに....

.....

ドサドサッ!!

???

キャッ!!

ん?

辺りを見ると一本の木の下に女の子が座り込んでいた。

大丈夫か?

???

はっ、はい!!

???

す、すみません!!

あれ?君、見かけない子だな。

だが、チワワのようなつぶらな瞳に見覚えがあった。 誰だっけ...

???

あ、私最近ここに引っ越して来ました!!

そうか

???

来年ここの中学に入るということで、

???

ちょっと見に来たんです

???

それで木に登って見てたら
落ちちゃって...

そりゃ

怪我はないか?

???

あ、はい!大丈夫です!

???

あっ、では、また!!

は、はい

タッタッタッタ

元気良く挨拶をして少女は立ち去る。 その後ろ姿に、思わず持っていた本を落としてしまった。 少女の後ろ姿と、記憶の中の篠崎が。 そのままそっくり、重なった____。

ちょっと待て____!!

気づけば彼女に向かって叫んでた。足を止め、きょとんとした顔で振り向く彼女。

なぁ、お前、言ったよな? 生まれ変わっても俺が好きって。この気持ちを次の人生に持っていくって。 まさか、そんなわけないよな___? でも、もしかして、

あの、君の名前は___?

???

名前...私の名前ですか?

少女が微笑んだ。 その微笑みは篠崎そのものだった。

???

....

はるか

木崎.... はるか___

はるか...

二人の間をそよ風が通り抜けていく。 その時、落ち葉が数枚 俺の前を飛んでいく。

loading

この作品はいかがでしたか?

29

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚