二人の人に連れられて、ついた場所は,,,
アカ
わぁ,,,埃臭い。
???
そんな事言うなって,,,。
この街では良い方だよ?
この街では良い方だよ?
汚い小屋だった。
???
座れる所,,,そんな無いけど、座って。
アオ
ありがと
そこら辺の床に座る私達。
???
床に座らせちまって悪いな。
???
,,,取りあえず、話を聞いてくれるか?
そして、お姉さんは真剣な顔で話し始めた。
???
,,,取りあえず。
アリシア
アタシの名前はアリシアだ。
ヨナ
僕はヨナ。
アカ
,,,私はアカ
アオ
アオ。
キイロ
キイロ,,,
ミドリ
,,,僕は言わないよ。
アカ
こいつはミドリ。
ミドリ
ちょ,,,アカ!やめて!
ミドリが睨んでくるけど、無視。
アリシア
はは,,,まあ簡単に信用しないのは良いことだ
ヨナ
,,,アリシア。早く本題。
アリシア
はいはい。
アリシア
,,,えー。
アリシア
アタシ達は人探しをしているんだ
アカ
人,,,
アオ
,,,探し?
アリシア
そう。アタシの親友で,,,
ヨナ
,,,僕の、妹だ
ミドリ
,,,ふーん
ミドリ
それで?それが何?
ヨナ
僕達は、その子を探している。
ヨナ
白髪で、16歳くらいの年,,,
ヨナ
見た事ない?
アカ
残念だけど、無い。
アカ
だって、私達はさっき外に出たばっかりだもの。
そう真実を告げると、男の人,,,ヨナは悔しそうに言った。
ヨナ
くそっ!
ヨナ
今回も手がかりナシか,,,
アリシア
おいおい、落ち着けよヨナ。
アリシア
子供の前で,,,そう叫ぶな。
キイロ
私達は子供じゃな__
ヨナ
うるさい!
ヨナ
これが叫ばずにいられるか!
そう言って叫ぶヨナ。
ヨナ
大切な妹なんだぞ!?
ヨナ
いろんな人に聞いてるのに、いまだに手がかりナシ!
ヨナ
有り得ないだろっ!
アリシア
,,,はーあ。
アリシア
悪いな、お前達。
アリシア
ちょっと,,,待っててくれ
悲しそうな顔で、そう私達に言ったアリシアは、
アリシア
,,,ヨナ。
ヨナ
離せっ!!
ヨナと外に出ていった。
,,,パタン
,,,閉められたドア。
外からは、ヨナの叫び声が聞こえている。
アカ
,,,なんな、の,,,?
アオ
,,,何してるんだろ
キイロ
アリシア,,,大丈夫かな,,,?
ミドリ
だから,,,こうなるから、僕達はあそこにいれば良かったんだ,,,
ミドリ
外の世界なんて、良いものじゃないんだから,,,!
暗い空気の中、ヨナの叫び声だけが響いた,,,







