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続きがとても気になります😿💗
こうゆう告白が1番好き😍
南方 葵
……光じゃなかった.
振り返ると、そこに
立っていたのは
見知らぬ男性だった.
男性
男性
男性
いわゆるナンパだ.
予想通りの展開に、思わず
苦笑いをしてしまった.
金髪に、いかにも
チャラチャラした服装.
派手な外見に圧倒されながらも
南方 葵
と恐る恐る断った.
男性
すると、そう言って
強引に腕を引かれた.
恐怖で固まる身体.
まずい…と思ったその時だった.
井口 光
井口 光
聞き覚えのある声.
そこにいたのは……
光だった.
男性
と舌打ちをして
去って行くナンパ男の姿なんて
目に入らなかった.
私の瞳が、光だけを捕らえる.
真剣な眼差しをした光を
真っ直ぐに見つめた__
井口 光
光の声で、わたしは
ハッと我に返った.
さっきまでの恐怖心から
解放されたように一気に
肩の力が抜けていくのが分かった.
光、助けてくれたんだ…。
それに、私のこと
"彼女"って……。
助けるために
言ったことは分かっていた.
だけど…心なしか私の胸は
ドキドキしているみたいだった.
そういえば、
お礼…言わなきゃ!
そう思った時だった.
井口 光
井口 光
南方 葵
井口 光
不機嫌そうな低い声.
心ない発言に
思わずカチンと来る.
さっきまでの
ふわふわした気持ちは
どこかへ行ってしまった.
南方 葵
南方 葵
南方 葵
南方 葵
井口 光
井口 光
井口 光
言い合いが勃発してしまった.
お互い、荒ぶっていく
声のトーン.
道行く人達が、不思議そうに
ちらちらとこちらを見ていた.
南方 葵
南方 葵
井口 光
私の言葉に、反発する光.
南方 葵
南方 葵
南方 葵
言い合いの末
雰囲気は最悪だった.
気まずさに耐えかねて
居ても立っても
いられなくなった.
南方 葵
と呟き、光に背を向けた.
井口 光
突然、掴まれた腕.
まだ、何か嫌味言う気?
だけど…光が発したのは
私の予想を遥かに超えた
言葉だった.
井口 光
南方 葵
何?今の.
わたしの聞き間違い?
だって、光の口から
"好き"なんてあり得ない.
私は戸惑い
何も言えずにいた.
すると、光が再び口を開いた.
井口 光
井口 光
井口 光
井口 光
井口 光
うそ……。
私は、驚いたような
信じられないような
気持ちのまま、ただ
黙っていることしか
できなかった.
井口 光
井口 光
井口 光
井口 光
え………?
"最後"って何?
何だか胸の奥がザワザワする.
嫌な予感がする.
南方 葵
南方 葵
井口 光
私の質問に答えることなく
そう言って、笑顔を見せた.
井口 光
井口 光
南方 葵
そしてこの日は解散になった.
何だかんだ優しい光は
家まで送ってくれたけれど
結局、楽しみにしていた
花火を見ることは
できなかった.
♡きたら続き出します!! 読んでくれて📖 ありがとです!!☺︎ ぜひ他のも 見てみてください!!