コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は何のために生きてるんだろう
この春、坂野宮高校に入学をした
何にもやる気などない、ただ過ぎ去って行く時を過ごしていた
本城 司
城井 蓮
本城 司
城井 蓮
本城 司
城井 蓮
俺は生まれつき肺の調子が悪く、中学の頃にいよいよ病状が悪化し、肺を片方手術で無くした
その様子を、週に1回ほど検査しなければならない
別になんとも思わないし、平凡には変わらない
だから肺が片方ないことなんて、別に苦でもなかった
松井先生
城井 蓮
松井先生
松井先生
松井先生
城井 蓮
松井先生
俺は松井先生の机の上にあった患者のカルテに目がいった
城井 蓮
城井 蓮
松井先生
城井 蓮
松井先生
城井 蓮
松井先生
城井 蓮
城井 蓮
松井先生
城井 蓮
城井 蓮
城井 蓮
城井 蓮
とてもでかいこの病院を、出口に向かって長い廊下を進んでいる最中のことだった
廊下のど真ん中に、本が1冊落ちていた
城井 蓮
ご丁寧に本には名前が書いてあった
城井 蓮
俺は松井先生のところにこの本を返しに行こうとした時だった
春永 凜々
後ろから女の子が声をかけてきた
後ろを見ると背の低い女の子が少し怯えた表情をして、こちらを見ていた
城井 蓮
春永 凜々
震える指で、俺が拾った本を指さした
城井 蓮
本を返すと体が少し震えていた
城井 蓮
自分が何をしたか身に覚えがなく、唐突に聞いてしまった
春永 凜々
顔を赤らめてから、その子はほんで顔を隠し、こう答えた
春永 凜々
春永 凜々
これが、春永 凜々との初めての出会いだった
.
.
.