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-ガヤガヤ-
店長
美羽
店長
三島
今から2年前
私は、以前地元で有名な焼肉屋で アルバイトをしていた
…
…
美羽
三島
店長
美羽
店長
店長
美羽
高校卒業してすぐに結婚、 19歳で息子を出産
しかし、旦那とはうまく行かず 23歳で離婚 その後はシングルマザーとして 必死に働いた
焼肉屋「盛角」 23歳から働いて3年目を迎えた
三島
美羽
私は同じ職場の 三島カズマと付き合っていた
三島とは店では公認の仲で 交際2年、 私の実家で息子と両親と 共に暮らしていた
世間でよく言う 「内縁の夫」である
離婚でショックを受けている私を 支えてくれて、 私の息子のことも大切に思ってくれる
そんな三島に惹かれ、 結婚を考えて付き合っていた
三島
美羽
三島
しかしひとつだけ私は、 彼との結婚に踏み切れない 理由があった
…
…
店長
ワカ
ワカ
美羽
美羽
店に新人の女の子が入ってきた
美羽
ワカ
美羽
店長
店長
美羽
男性としては小柄な三島と比べると ワカの方が背が高かった
ワカ
店長
店長
店長
美羽
店長
ワカ
美羽
美羽
美羽
ワカ
店長
店長
美羽
店長
美羽
美羽
三島と結婚に踏み切れない理由… 彼は過去にギャンブルで 借金を作り自己破産をしていた
付き合ってからもギャンブル癖は 抜けず 私からお金を借りることもあり
私に借りたお金を返すまでは 結婚はしないという約束を していたのだった
店長
美羽
店長
ワカ
美羽
店長
美羽
ワカ
ワカは 夕方からの出勤がメインで
ランチタイムから夕方までの 私の出勤時間とはすれ違いだった
三島は、どの時間も稼いでいたので ワカのトレーニング係を任されることになったようだった
三島
美羽
三島
美羽
美羽
美羽
三島
美羽
三島
三島
美羽
美羽
三島
美羽
三島
ワカは決して可愛いタイプの子では なかった
三島からも 「男友達」といったニュアンスで 話を聞かされていた
美羽
三島
三島
美羽
三島
美羽
三島
美羽
いつも、こんな調子だった 三島は私をよく褒めてくれた そして、そんな三島に私は 正直ベタ惚れだった
-ガヤガヤ-
店長
美羽
美羽
美羽
美羽
…
…
店長
美羽
店長
美羽
店長
店長
美羽
店長
店長
なんとなく歯切れの悪い店長に 違和感を感じていた
しかし、その時は そこまで気に留めることはなかった
美羽
明子さん
明子さん
美羽
シフト時間終わり 休憩室に行くと 厨房の明子さんが休憩中だった
明子さん
明子さん
美羽
明子さん
美羽
美羽
明子さん
明子さん
美羽
美羽
美羽
明子さん
明子さん
美羽
明子さん
明子さん
明子さん
呼吸が止まりそうになった
なぜ、わたしが知らないところで 三島とワカが会っているのか…
問い詰められずにはいられなかった
三島
美羽
三島
三島
美羽
三島
美羽
三島
三島
三島
三島
美羽
三島
美羽
三島
三島
美羽
美羽
三島
三島
美羽
三島
美羽
その時、私は 三島の言葉を疑うことはなかった
そう、2人はあくまで友達 だから問題はないと
…
…
こんなやりとりがあってから 約1ヶ月ぐらいが経ったある日
私は、三島と休みを合わせて 息子を連れてプールに行く 約束をしていた
美羽
ユウキ
美羽
美羽
三島は前日仕事がラストまでの シフトだった
片付けなどがあり 帰りはAM3:00になる
以前にも仮眠すると言って そのまま車で疲れて寝てしまい
朝まで帰ってこないことが あったため 今回も同様だろうと予想していた
美羽
ユウキ
私は息子を車に乗せ、 仕事場まで向かうことにした
家から車で10分程度の場所に
商業施設が立ち並ぶ中心に 広い駐車場があった
そこの前を通ると、 三島の車が停めてあるのを 見つけた
ユウキ
美羽
美羽
ユウキ
美羽
ユウキ
息子を車に残して、 停めてある三島の車に 近づいた
しかし、そこで見たものは
美羽
車の中で 抱き合いながら眠る 三島とワカの姿だった
美羽
ドンドンっ!!
三島
ワカ
私は、車の窓を叩いて 2人を起こした
怒りと悲しみから 冷たい表情になっていたと思う
三島
-ウィーン-
三島
パワーウィンドウを開け、 三島は平然を装って話し出した
美羽
美羽
三島
ワカ
ワカは強張った表情のまま 小さい声で言った
美羽
三島
美羽
三島
美羽
三島
三島
美羽
三島
三島
ワカ
美羽
美羽
三島
美羽
美羽
三島
三島
ワカ
美羽
私は、怒りのまま 三島の車を後にした
…
…
-バタン-
ユウキ
ユウキ
美羽
ユウキ
ユウキ
美羽
美羽
ユウキ
ユウキ
私は、自分の車に戻ると 我慢していた涙が溢れてしまった
私の涙に気付き、 息子は駄々をこねることなく プールに行くことを諦めたようだった
三島
美羽
三島
美羽
三島
三島
私は泣きながらコクンと頷いた これが精一杯の反応だった
三島
三島
三島の言葉を信じることは 出来なかった
男女がふたりで抱き合いながら 車内で眠る
何もなかったなんて 思うことは出来なかった
店長
店長
美羽
美羽
…
…
店長
店長
美羽
美羽
店長
店長
店長
店長
美羽
店長
店長
美羽
店長
店長
店長
美羽
美羽
-ピッ-
美羽
通話
15:12
美羽
美羽
美羽
…
…
美羽
三島
ワカ
店長
厨房で明日の仕込みをしながら 2人の退勤するのを確認していた
…
…
店長
店長
明子さん
店長
店長
明子さん
店長
店長
-バタン-
休憩室は 店の隣の離れ コンテナハウスの一室である
店長
店長
店長
店長
駐車場に足を運び、 2人の車を確認する
店長
店長
店長
再度、休憩室まで戻ってみると
店長
ちょっと そこはダメっ
声が出ちゃう や…めて あ…
ほら、誰かに 聞かれちゃうぞ
声、我慢して
あぁ… もうだめ
店長
-ガチャッ-
美羽
-プルルルルルル-
美羽
店長
通話
00:00
美羽
-ピッ-
美羽
店長
店長
-ガラガラ-
美羽
店長
美羽
三島
ワカ
店の個室のお座敷に無言で座る ふたりをギロっと睨みつつ
美羽
店長
店長
店長は深くため息をついた
店長
店長
店長
店長
店長
美羽
美羽
美羽
店長
店長
店長
三島
三島
ワカ
美羽
私は怒りを通り越して 呆れていた
店長
店長
美羽
店長
三島
店長
店長
美羽
美羽
美羽
私が頭を下げると 店長は軽く手を振り 個室を出て行った
三島
ワカ
美羽
三島
三島
三島
美羽
美羽
美羽
三島
三島
美羽
美羽
美羽
三島
三島
三島
三島
三島
三島
三島
三島
三島
ワカ
美羽
美羽
三島
三島
三島
三島
三島
三島
美羽
美羽
ワカ
ワカ
ワカ
美羽
美羽
ワカ
美羽
ワカ
ワカ
美羽
美羽
美羽
美羽
アヤカ
アヤカ
アヤカ
美羽
美羽
美羽
アヤカ
美羽
美羽
美羽
美羽
美羽
美羽
アヤカ
美羽
アヤカ
美羽
美羽
美羽
アヤカ
美羽
美羽
美羽
アヤカ
美羽
…
…
…
アヤカの元旦那
ワカ
アヤカの元旦那
ワカ
ワカ
美羽
美羽
美羽
美羽
美羽
三島
三島
美羽
美羽
美羽
三島
ワカ
ワカ
私が全部払います!!
ワカ
三島
三島
三島
三島
ワカ
三島
三島
三島
ワカ
三島
三島
三島
ワカ
私は言われるがまま 70万の借金を作ってしまった
三島
ワカ
ワカ
ワカ
三島
三島
ワカ
三島
三島
ワカ
-ガチャ-
ワカ
ワカ
三島
ワカ
三島
ワカ
三島
-バタン-
ワカ
そして、彼はもう 帰って来なかった
連絡も取れず、 私には借金だけが残った
アヤカの元旦那
ワカ
ワカ
ワカ
ワカ
ワカ
アヤカの元旦那
アヤカの元旦那
アヤカの元旦那
ワカ
アヤカの元旦那
アヤカの元旦那
アヤカの元旦那
ワカ
ワカ
ワカ
ワカ
アヤカの元旦那
アヤカの元旦那
これから2人の生活は 前途多難のようですね
人の物に手を出すのは スリルがあって やめられない??
いつか、悪いことが 自分に返ってきますよ?