蓮
ミーメルを説得する為には、まずミーメアを取り込む必要があると考えた一行は、彼女のいる場所を探すことに。
しかし探すまでもなく、ミーメルの方からやってきた。
彼女は、自分が死ぬことで世界のバランスが崩れることを危惧していたのだ。
だが、その心配はいらなかった。なぜならミーメルが死ねば、代わりにミラが入り込めるからだ。
ミーメルと入れ替わるように現れたのは、なんと魔王だった。
ミーメルと入れ替わりに出てきたのは、ミーメルが倒すべき宿敵であるはずの魔王。
なぜここにいるのかはわからないが、とにかく倒すしかない!
「ミーメル、今度こそ本当の決着を付けようじゃないか」
「えぇ。でもあなたを倒すのはこの私です」
「ふんっ、できるものならやってみるがいい」
戦闘開始!
「いくぞミーメル、『ダークネスソード!』」
ミーメルは魔王の闇属性魔法に対抗するべく、光属性魔法の奥義を放つ。
「この一撃を受けてみて下さい、『ホーリーレイ!!』」
光の槍を降らせる、広範囲攻撃だ。
「くそっ、こんなもので……」
「まだまだいきますよ、『ライトボール』!!」
今度は光の球を投げつける。
「ぐわぁ!! おのれ小娘め……」
「次はこれで終わりにしてあげます、『シャ
