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有栖 初兎

今日で全部終わってまうんよな…

俺は有栖 初兎

今日は俺の命日だ

一ヶ月前に余命宣告をされ今日が最終日

朝起きて何をしようか少し考えたが

やはり俺はあの子の声を聞きたい

ここから電話です

稲荷 ほとけ

どうしたの?初兎ちゃん

もう今日しか君の声が聞けないのかと思うと目から涙が溢れてきてなかなか思うように言葉が続かない

有栖 初兎

ちょっと…話したいなと、思ってな…

稲荷 ほとけ

え?!今僕、海外主張中で忙しいんだけど、

君には俺の余命宣告の事は伝えてない

海外主張中で忙しいのは分かってる

分かってるけど最後の日ぐらい君と話していたい

有栖 初兎

だい、じょうぶや

稲荷 ほとけ

なら良いけど、初兎ちゃんなんか元気ないよ?

有栖 初兎

ッ!な、なんでも…ないで、

嗚呼、やっぱり君は勘が鋭いなぁ、

君に初めて会った時から俺は隠す気持ちを全部見抜かれる 俺はずっと君に隠し事を出来ない

稲荷 ほとけ

早く初兎ちゃんに会いたいな〜

有栖 初兎

俺も…やで、ッ、

本当は君の帰りを迎えてあげたい 玄関を開けて疲れて帰ってきた君に『おかえり』 って伝えてあげたい

君が帰る日は明日だ。 せめてこの命がたった1日を待ってくれたら良かったのに

稲荷 ほとけ

あ、やば、社長に呼ばれちゃった、切るね

有栖 初兎

ッ、いむくん、また明日!

この電話が切れた時 俺の命はそこで終わる。

だからせめて最後ぐらい

稲荷 ほとけ

うん!

俺が伝えたかった言葉を君に伝えたかったなぁ、

『君が好き』だったって、

最初から最後まで伝えられなかった言葉

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