狂乱異形界

数日前

イギリス視点

ザッ…ザッ

ガチャ

ザー…ザー…

頬を触ってみると、手には血がべっとりと付いていた

そして周りを見てみれば、そこは死体まみれだった。

べちゃ…べちゃ…

雨と血で重くなっている足を動かし、周りを散策してみる

だが、次第に足が動かなくなってきてしまう

少しずつ疲れが溜まってきて、そろそろ休憩でもしようかと思った時

そこには、ひとつの家があった

しかもそれは、私の家と酷似していた

べちゃ…

入ってみると、そこには見慣れたリビングがあった

ただ、物は荒らされて散乱してるし、死体だらけで血が周りにこびりついている

ガタッ

音がした方に目をやる

そこには

ぐちゃぐちゃになり首を吊られていたカナダ達がいた

目の前の衝撃的な光景に思わず過呼吸になってしまう

頭が回らない、おかしくなりそうだ

どうしよう

どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう

分からない理解できない目の前の状況が理解できない

なんで？なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

だめだ…私らしくない… こういうときは落ち着かないと…

落ち着か…ない、と……

お前のせい

ガタッ！！