桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
諦めて、大きく息を吸う
そしてまた、にこりと微笑む
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
ホワイトシュガーなんて甘い名前のこの建物は
あたしには苦くて苦しくて仕方ない
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
えっ、あ…あはは、ごめんね
ね、お父さんには内緒にしてくれるよね?
私ら友達じゃーん?
あの子ごきげん取りさせられてかわいそう
おじょう様ってめんどくさいよね
桜笑
聞き覚えのある声が聞こえる
そちらを向くと一瞬誰かと目があったような気がした
けれど気づけば何もなかった
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
しろ
しろ
さくら
しろ
しろ
『違うよ』
そう打ったあと、慌ててやめる
代々うちが引き継いできた事業のおかげでトクベツ扱いされる我が家
"由緒正しき三日月家"
さくら
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑