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あの家を出てから数週間が経った。
新しい家は、静かで、思ってた以上に寂しかった。
朝起きても、隣には誰もいない。
おはよって言う相手もいない。
それだけで胸がぎゅっと締め付けられた。
スマホを見る回数は減った。
正確には—— “見たくなくなった”。
でもある日、久しぶりに通知が来た。
画面に表示された名前を見た瞬間、心臓が大きく跳ねた。
——勇斗からだった。
佐野勇斗
そのー文を見て、指が止まる。
無視しようと思った。
でも出来なかった。
指定された公園に行くと、
はやとはもう着いていた。
少しやつれた顔で、ベンチに座っていた。
俺に気づくと、ゆっくり立ち上がる。
佐野勇斗
その声は、前より弱くなっていた。
山中柔太朗
できるだけ冷静に聞く。
勇斗は少し俯いてから言った。
佐野勇斗
一瞬何も言えなかった。
山中柔太朗
佐野勇斗
風邪が静かに吹いた。
でも心は全然動かなかった。
山中柔太朗
そう聞くと、
佐野勇斗
ってまっすぐ見てきた。
その言葉を聞いた瞬間
胸の奥がチクッと傷んだ。
——でも、それだけだった。
山中柔太朗
自分でも驚くぐらい静かな声が出た。
佐野勇斗
佐野勇斗
佐野勇斗
俺は少し笑った。
でもそれは前みたいな笑いじゃなかった。
山中柔太朗
ゆっくり言う。
山中柔太朗
はやとは何も言わない。
山中柔太朗
山中柔太朗
山中柔太朗
沈黙。
山中柔太朗
1歩近づく。
山中柔太朗
勇斗の目が揺れる。
佐野勇斗
またその言葉。
俺は小さく息を吐いた。
山中柔太朗
勇斗は必死に言う。
佐野勇斗
山中柔太朗
即答だった。
その瞬間、勇斗の表情が崩れた。
佐野勇斗
山中柔太朗
少しだけ強い声になる。
山中柔太朗
静かな空気の中で、言葉だけ残る。
山中柔太朗
そう言うと、勇斗の顔が上がった。
山中柔太朗
山中柔太朗
その一言で、全部終わらせた。
しばらく沈黙が続いて、勇斗は小さく言った。
佐野勇斗
その声は少し震えていた。
俺は背を向けた。
山中柔太朗
それだけ言って歩き出す。
後ろから呼び止める声は、なかった。
帰り道
空はあの日と同じぐらい綺麗で、 でも、心は少しも軽くならなかった。
あの人は戻ってきた。
でも、俺の中には居場所がなかった。
あんなに好きだったのに、 あんなに一緒だったのに、
全部もう遅い。
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END
50いいねありがとうございます!出演者で仁人くんが出るって言ったんですけどやっぱり出ませんごめんなさい🙏💦今回でこの話を終わろうと思います!!
今回の話はちょっと変でわかりずらいかもしれないです、、、😭
下手でもいい人は見てください!!