💗「あ、さっき会った人!」
💙「電車で会った人……」
私達はそこから出会った。転校生として来た彼と
そしてそこから……
恋が始まった
ブチッ
🟦「……やっぱ、これ俺に向いてないかな」
🟩「…うん、僕にもちょっと」
恋愛系映画が苦手という訳では無い。ただ……
当然のようにその映画では学校が映っていたからだ。俺が学校なんてものを見れるのがいつか分からないのに、
……とにかく、言葉ではあまり表せないが、俺には合わない。それだけだ
🟩「はぁ……辛いよ」
俺はその零れた返斗の声を聞き逃さなかった
🟦「俺も辛い」
🟩「…僕よりは辛くないでしょ?」
…は?
あの返斗がこんな事で反論してくるなんて
🟦「……」
でも、返斗がそういうつもりなら俺だって本音を言わせてもらう
🟦「俺は毎夜毎夜手術あるけど」
さりげなく言ってやった。癪に触ったからだ。
そんな俺の返答に驚いたのか返斗は目を丸くした
🟩「そんなこと……ーー」
🟦「違う!俺の方が毎夜あって辛い!!痛い!!」
🟩「んなわけないでしょ!?僕にはこんな手術が毎月……」
◼️「え?ふ、2人とも何を騒いでいるのですか…?」
黒さんがいつものように突如現れたが今はどうでもいい。返斗を黙らせるような一言を……
あっ
🟦「俺は毎夜毎夜返斗より何倍も痛い手術を受けてるんだぞ!!!??」
喉がはち切れそうな程に叫んだ。俺の声は病院に響いた
これで黙らせられる。と返斗を見ると返斗は俯いていた。これで勝った。俺が辛いん
🟩「俺の病気は治らないんだよ」
時間が止まったようだ
俺は何も
言えなかった
◼️「落ち着いてください」
黒さんの声が聞こえてやっと落ち着いた俺達は何も言わず、ただベッドとベッドを繋ぐカーテンをお互い閉めた
コメント
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なんかもういろいろとやばい(語彙力)