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ドアでこっそりそれを見てた先生たち…
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
これはnmmnです ご本人様とは関係ありません
苦手な方は見ないでください
先生
そう言って先生は君が座っていた席の隣を指した
先生
俺たちは渋々、さっき座っていた席に座り直した
君を挟んで俺と君の父親が座って、 その前に先生がこっちを向いて座っている状態
ふと隣を見ると、君は小さく震えながら真っ青な顔をして俯いていた
先生
先生
ころん
君が言葉を詰まらせる
君は今までにないくらい怯えていた
電話や悪夢の時とは比べものにならないほど、
ずっと震えてて、汗も酷くて、声も出なくなっていて
過呼吸にななりそうなのを必死に堪えている
そんな君を、君の父親は黙って見つめている
でもその目からはずっと
俺がしてることを言った許さない
そんな無言の圧を感じた
その威圧感は君を挟んで俺にも感じて
思わず体を強ばらせた
でも
ここで黙ったままだったら、また同じことの繰り返しだ
今君を救えるのは俺しかいないんだ
そう思って覚悟を決めて、口を開いた
その時だった
青柳秀治
さとみ
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
先生
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
先生
青柳秀治
さとみ
先生
さとみ
そう言いかけた時だった
青柳秀治
さとみ
青柳秀治
青柳秀治
大声でそう言って立ち上がり、俺を見下ろしてくる
殺意すら感じるような目で睨まれ、圧迫感と恐怖で体が動かず、声も出ない
先生
先生
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
先生になだめられ、君の父親は大人しく席に座り直した
先生
先生
先生
青柳秀治
先生と君の父親が話始める中
俺たちは二人、俯いたままだった
君はずっと苦しそうで
俺は、悔しさと、不甲斐なさと、無力感に押しつぶされそうだった
その時
ガラガラッ
先生
先生
突然ドアが空いて、副担任が入ってきた
先生
青柳秀治
先生
青柳秀治
青柳秀治
先生
先生
青柳秀治
先生
そう言って先生は教室の外へ消えていった
教室の中に残された俺たちの間に、なんとも言えない空気が漂う
それを打ち破るように、君の父親が口を開いた
青柳秀治
そう言って君のてを掴んで立ち上がった
ころん
さとみ
さとみ
ころん
俺はとっさに、震える君の手を握って立ち上がった
青柳秀治
青柳秀治
さとみ
さとみ
青柳秀治
静かにそう言い放ち、君の父親を睨みつけた
さとみ
さとみ
ころん
青柳秀治
青柳秀治
さとみ
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
さとみ
その一言で、俺の中の何かが切れた
さとみ
さとみ
青柳秀治
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
大声で、はっきりと言い切った
青柳秀治
君の父親は、小さくため息をつくと
君を掴んでいる手を離した
さとみ
今度こそ....守れた...!
そう思った時だった
青柳秀治
さとみ
突然頬に強い衝撃を受けて、そのまま体勢を崩し....
ガシャンッ....ドサッ...
教室の机を巻き込んで、勢いよく後ろに倒れ込んだ
さとみ
さとみ
ころん
倒れた勢いで机の角に背中を強打し、激痛が走る
上手く息ができない
そんな俺を見て、君の父親は鼻で笑った
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
ころん
ころん
君は必死で俺の方に手を伸ばす
俺も君に向かって手を伸ばすが、あと少しというところで、その手は空を切る
痛みで体が思うように動かなくて、それ以上君に近付けない
その間に、君はどんどん引っ張られて離れて行く
ころん
さとみ
そして.....
ガラガラッ...バンッ...
君の父親は勢いよく教室のドアを閉め、二人の姿は見えなくなった