ころん
それから数年後
僕たちは、付き合うことになったんだ
嬉しかった
でもこれのせいで僕は、
嫌われ者になったんだ
その日僕たちは、図書館で勉強をしていた時
急に火災が起きた
怖い火災報知器の音
鳴り響く人々の声
そして臭い煙の中
僕の意識が朦朧としてる中
ころん‼︎
大好きな人の声
君だけ…
いや
さとみくんだけでも生き延びてほしい
僕の分だけ生きてほしいと思った
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
声震えてるよ
自分だって怖いはずなのに
どうして僕を助けてくれるの?
いつもムードメーカーの君がどうしてそばにいてくれるの?
ころん
柱がころんのとこに倒れる
さとみ
ころん
ガッシャーン
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
救急隊
救急隊
ころん
ころん
ころん
そこで僕の意識は、無くなった
ころん
ころまま
ころパパ
次に目を覚ましたのが病室だった
ころん
ころん
ころまま
ガラガラガラガラガラ
さとみママ
さとみママ
ころん
ころまま
ころん
さとみママ
さとみママ
さとみママ
記憶喪失
さとみママ
ころん
さとみママ
ころん
ころん
病室を出る
ころまま
さとみママ
さとみママ
さとみママ
ころまま
さとみママ
ころパパ
さとみママ
ころまま
さとみママ
さとみママ
ころまま
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
さとみくんが
誰か嘘だって言ってほしい
ころん
ころん
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
ころん
さとみ 記憶喪失
あんなに優しかった人が
…これは僕のせいだ
現実は、そう簡単には行かない
って言うか神様は存在しないみたい
ドラマみたいな展開があるわけがない
ころん
さとみ 記憶喪失
ころん
さとみ 記憶喪失
ころん
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
さとみ 記憶喪失
ころん
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