理解できなかった。
マジ小説のコメント欄も、セラーノベルの時とおなじ、あおいを誉めそやす内容で溢れるはずだったのに。
ここにあるのは、見ず知らずの他人からの悪意だけだ。
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
彼らのコメントは、あおいを小馬鹿にするように、ねっとりとまとわりつく。
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
相変わらず大荒れのコメント欄の中、あおいの視界にあるユーザーのコメントが入る。
あるユーザー
それは他の暴言に近いコメントとは違って、やけに落ち着いているように見えた。
あるユーザー
あるユーザー
ユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
そのコメントに呼応するように、その場の雰囲気が変わる。 それは画面の向こうのあおいですら、まざまざと感じた。
ユーザー
ユーザー
ユーザー
ユーザー
あるユーザー
あるユーザー
ユーザー
ユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あるユーザー
ユーザー
あるユーザー
あるユーザー
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
そうこうしているうちにも、時間はどんどん進んでいく。
あおい
あおい
あおい
あおいがちらりと視線を向けた先には、空っぽの黄実花の机。
もうすぐ朝のホームルームが始まる時間だと言うのに、まだ来ていないのは珍しい。
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
山口先生
山口先生
山口先生
あおい
あおい
あおい
あおい
山口先生
山口先生
山口先生
山口先生
山口先生
あおい
美紅
女子A
途端にざわめく教室の中、あおいの背に冷たい汗が伝う。
あおい
山口先生
山口先生
あおい
あおい
あおい
あおい
山口先生
あおい
あおい
山口先生
あおい
あおい
山口先生
山口先生
あおい
あおい
あおい
あおい
机の下でこっそりスマホを開いたあおいは、無意識にマジ小説のマイページを開く……
しかしどうしたことだろう。
あおい
あおい
あおい
あれほど荒れていたコメント欄は、すっかり真っ白になっていた。
内心で独り言を連ねながら、あおいは意味もなく、指を画面の上で遊ばせる。
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
見つめる先の画面には、望岡きなこ本人のアカウントのホームが映っている。
その先頭にある書き込みは……
望岡きなこ
望岡きなこ
望岡きなこ
望岡きなこ
望岡きなこ
その後、望岡きなこの書き込みについたコメントは読まなかった。
否、読めなかった。
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
美紅
美紅
あおい
女子A
女子B
女子C
あおい
女子A
あおい
美紅
美紅
美紅
美紅
女子B
女子A
女子B
女子C
美紅
あおい
あおい
あおい
あおいは、トイレに入るふりをして、そのまま使われていない準備室へと移動する。
もう理科の授業など、出ようとすら思わない。
あおい
あおい
あおい
あおい
あおい
美紅
あおい
美紅
美紅
あおい
あおい
美紅
あおい
手を引かれて、すっかり無人になった廊下に足音だけが響く。
陽の差し込む、少し寒い道のりが、ただただあおいの不安を煽っていた。
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