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睦月
みなさんこんにちは、如月です。
なんやかんやあって南君の家に来ています。
…来ています。(2度目)
皐月
南
皐月
南
ここは私の家だと言い張る皐月。ここは南君の家です。
言い合う2人を眺めていると、一ノ瀬君が声をかけてきた。
一ノ瀬
睦月
和室だけど。
私のその考えを読んだように、一ノ瀬君は笑った。
一ノ瀬
人が住んでるって感じ、しないんだよね
そう言いながら、また一ノ瀬君は笑う。
でも今度は、少し寂しそうな笑い方だった。
南
皐月
そんな会話を聞きながら、私は教科書を開いた。
…国語の。
南
睦月
南
睦月
くっそ、気づかれてしまったか…
皐月と話してたから、イケると思ったんだけど…
そう呟きながら、私は数学の教科書とノートを出した。
一ノ瀬
一ノ瀬
皐月
皐月
皐月
南
皐月
じゃあ一ノ瀬君、教えてよ
そう言い、私は一ノ瀬君の方を見る。
…否、言おうとした。
睦月
…あー、なるほどね。
これはこれは、どうしたもんか。
面倒臭い関係に首を突っ込んでしまったかもしれない。
南君と皐月の方を見ている一ノ瀬君は、
酷く、顔を歪ませていた。
それでも私は、
睦月
知らないふりをする。