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シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
気がつくと俺は
真っ暗で静かな場所に来ていた
人がいる気配はなく、ただ俺の足音だけが響いていた
しばらく歩き続けていると、光っている場所があった
シヴァ
シヴァ
夢から覚める方法も分からないから光の場所へと走った
そこにいたのは、いつもの夢と同じでたっつんだった
たっつん
いつものような優しい声で名前を呼ぶ
暗くて物寂しい場所なのに、ここだけは暖かかった
シヴァ
たっつんが俺に手を伸ばす
俺もすかさずたっつんの方へ手を伸ばした
手と手がふれる瞬間、目の前にいたたっつんは光となってふわっと消えた
さっきの真っ暗な空間に戻った
寂しくて、怖くて、悲しくて
俺はしゃがみ込んだ
まるで俺の希望の光が消えてしまったようだった
現実でもいずれ起こるという事実を突きつけられ
これからはたっつんと笑って過ごすと、涙はもう流さないと誓ったのに
弱い俺は涙を流してしまった
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
ガチャ
たっつん
たっつん
そう言って俺に近づき、ハンカチで涙を拭ってくれた
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
自分に
正直に
ぐいっ…
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
そう言うと俺の隣にそっと座った
俺がたっつんのほうを向くと、こっちに気づいて振り向いた
そしていつものようにニッと笑う
この笑顔が見られるのもあと何回だろう
そんなことを考えてしまって俯く
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
俺の肩をガシッと掴む
シヴァ
しばらく俺を見つめたあと、たっつんは俺のことを抱きしめた
力強くも、優しくて暖かかった
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
その後も、たっつんは俺の話に付き合ってくれた
俺が1人で不安にならないように、ずっと
シヴァ
シヴァ
シヴァ
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
今日の空も、夕日で真っ赤に染まっていた
ただひたすらに綺麗で、俺の不安が消えていくように感じた
大きな壁を少しずつ登っていく俺の背中を、夕日が優しく押してくれているような、そんな気がした
…
さぁて、夏休みはどう過ごそうか
人生で1番の夏休みにするために
俺も頑張らないとな!
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
コメント
6件
楽しみに待ってます!!!
わぁあぁっ…、⚡️いいこと言うねぇ…、確かに夢はめちゃくちゃ正直や…嘘つけんし、w 🐸彡の1人にしないでが可愛すぎる… 続き待ってます!
最高です!今後どうなるか、、、楽しみ!