この国には昔、ラムロ・ミリエルという怨霊が暴れていた。
今となってはその話は迷信となり、悪い子を食べると美化されているが、当時は強い者を好んで食していたと言う。
ラムロはリトルという妖精達に倒され、この国は平和になった──
筈だった。
その100年後、今度は、ユトロという、人間に危害を加える生き物が住み着いた。
ラムロを倒した時に弱体化してしまったリトルはとある団体を作ることにした。
それは、10代の人間にリトルが持つ力を分け、ユトロ退治に協力をすると契約した能力者達の団体だった。
団体は後に学園へ変わり、能力者は人間の憧れの的となった──
今日は能力者達の学園、“霧月魔法学園”の入学試験日。
悠穂
霧月魔法学園の入試へ向かおうとしている吹雨希悠穂は道に迷っているようだった。
悠穂
悠穂が道で頭を抱えていた時。
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1人の女性が彼に声を掛けた。
悠穂
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悠穂
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悠穂
菜乃羽
悠穂
そうして2人は霧月学園へと向かった。
菜乃羽
突然、菜乃羽が口を開いた。
悠穂
菜乃羽
悠穂
悠穂には質問の意図が分からなかった。
だが、受験者にとっては、この質問によって入試の結果が大きく左右されるのだった。
悠穂
悠穂がぬいぐるみだと思ったそれは、菜乃羽のリトルだった。
菜乃羽
悠穂
悠穂は、不思議な人だったな、と思いながら試験会場へ向かうのであった。
菜乃羽
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菜乃羽
みひろ
神斗
試験会場で、今日の試験監督であり霧月学園のクラス担任を務めている神斗が声を上げている。
神斗
受験生
受験生
悠穂
悠穂は、周りの声とは裏腹に不安感に包まれていた。
神斗
号令がかかった瞬間、受験生達は一斉に試験会場である森の中へ走り出した。
悠穂
そう悠穂がブツブツと言っていた時…
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悲鳴が聞こえてきた。
悠穂
悠穂が声の方向に振り向くと…
悠穂
蜂の大群に追いかけられるリトルがいた。
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悠穂
思わず悠穂も逃げ出してしまった。
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悠穂
2人は何とか蜂の大群を撒いて休んでいた。
悠穂
悠穂が事の経緯を求めようとすると…
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リトルにそう聞かれてしまった。
悠穂
疑問に思った悠穂が問い返すと…
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悠穂
悠穂は自分の中に芽生えていた矛盾が消えていくようだった。
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悠穂
ありさ
悠穂
ありさ
悠穂
こうして、悠穂とありさは契約し、悠穂は合格となった。
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
菜乃羽
コメント
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契約のノリかっる← ワクワクですねぇ… とりあえずうちの子の様子を見たいでs((