青
何っ、これっ…!?
そこには、恐らくまだこうなったばかりの人間の死体が折り重なっていた。
ぴちゃっ
青
え?
床を見ると、紅い液体が垂れていた。
青
何これっ、血?
青
ゴホッ、
青
もしかしてこれ、僕の?
赤
青ちゃん、ごめんねっ…
青
えっ…
青
赤っ、くんっ?
赤
俺の家、代々人肉を料理にして売ってて…
赤
俺もやらないと殺されちゃうんだ…
青
まっ、さかっ、
青
桃、くんもっ?
赤
うん。
赤
俺がやった。
赤
ごめんっ
赤
俺、青ちゃんには食べさせたくなかったんだけどっ
青
え?
赤
新鮮な肉を出したいとかでっ
青
うそっ、まさかっ…!
赤
うん
赤
青ちゃんが食べたの、桃くんの肉だよ
青
おぇッ…
赤
青ちゃん、調子悪いの?
青
やめてっ!こっち来ないでっ!
赤
大丈夫だよ、すぐ楽になるから。
青
いやだいやだいやだっ!
ズンッ
青
っぁ…
赤
ごめんね、青ちゃん