テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

雪華と桜華の物語

第20話 - 「春の呼吸」

110

2022年03月21日

#鬼滅の刃夢小説

#オリキャラ注意

あ

ラーメン

皆様ラーメンです！

ラーメン

今回は埋葬し終わったところからです

ラーメン

それでは本編どうぞ！

朝です

蕗谷桜華

や、やっと…終わった…

神無杏亮

そうですね…桜華さん…

二人は数百人を埋葬し終わった

蕗谷桜華

一日だけじゃ足りなかったね

神無杏亮

多分三日ぐらいかけて
埋葬したと思いますよ

蕗谷桜華

途中鬼が襲いかかってきて
大変だった…

神無杏亮

とりあえず、藤の家紋の
家に行きましょう…

蕗谷桜華

そこに行くより多分如月
さんの家の方が近いと思
うよ、そっちに行こう

神無杏亮

如月さんって誰ですか？

蕗谷桜華

私の師匠みたいな
人だよ

神無杏亮

なるほど…でも俺が行って
いいんでしょうか？

蕗谷桜華

大丈夫だよ、如月さんは
心が広いし…それに傷が
重症だしね…早く手当し
ないと

神無杏亮

一応止血はしましたが、
流石に目眩がします…

蕗谷桜華

私も、

蕗谷桜華

それじゃあ私が案内しますから
着いてきてください

神無杏亮

はい、よろしくお願いします

如月朱里

桜華…大丈夫かな…

蕗谷雪華

多分平気だと思いますよ(ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

如月朱里

……雪華いつまで煎餅食べ
るつもりなの？

蕗谷雪華

え、私そんなに食べてませんよ？

如月朱里

今のところ50枚ぐらいは
平気で食ってるくない？

蕗谷雪華

まぁ私も任務帰りですし、
お腹が空くわけですよ、

如月朱里

雪華は心配しないの？

蕗谷雪華

桜華と杏亮のことですか？

蕗谷雪華

あの二人は強いですよ、
杏亮さんは会ったばか
りですが

蕗谷雪華

それに、匂いがきつくなって
きましたからね、桜華達だと
思います

蕗谷雪華

さっきから血の匂いがしてきますよ

如月朱里

え？ちょっと外見てくる！

蕗谷雪華

はい

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

蕗谷雪華

…血の匂いが濃い…重症だな

如月朱里

うーんどこだろう

朱里は周りをキョロキョロと見る

如月朱里

全然見えないけど…雪華、
もしかして嘘ついた？

如月朱里

ん？あの影は…？

朱里はまじまじとその方向を見る

如月朱里

むむ！あの髪色は！

如月朱里

桜華！！

ﾀﾞｯ(桜華らしき人の所へ)

如月朱里

桜華！大丈夫？！

蕗谷桜華

あ、如月さん…ちょっともう…
無理かもしれません…

神無杏亮

俺もです…

ﾊﾞﾀｯ

如月朱里

酷い怪我…一応止血は
してるけど、やばいな

如月朱里

せっk

蕗谷雪華

なんでしょうか

如月朱里

うわ、急に出てこないでよ
びっくりするでしょ

如月朱里

じゃなくて、雪華、桜華を運んでくれ
る？私はこの男の子を運ぶから

蕗谷雪華

わかりました

ﾋｮｲ

如月朱里

よし、行くよ

蕗谷雪華

はい

三週間後____

蕗谷桜華

んっ

蕗谷桜華

あれ、如月さんの家だ…

蕗谷桜華

(そうか、如月さんが運んでくれたんだ)

神無杏亮

ｽｩｰ

蕗谷桜華

杏亮さん…

蕗谷桜華

(つｯ、頭が痛い…)

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

蕗谷雪華

あ、桜華！起きたの！

蕗谷桜華

姉さん…

蕗谷雪華

如月さん〜桜華が起き
ましたよ！

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ

如月朱里

桜華ぁぁぁ〜！！

ｶﾞﾊﾞﾂ(抱きしめる)

如月朱里

よかったぁ〜全然目覚め
ないから心配したよ〜！

蕗谷桜華

如月さん…

蕗谷桜華

私って何日寝てたんですか？

蕗谷雪華

大体三週間ぐらいかな

蕗谷桜華

えっ三週間も！

蕗谷桜華

ﾂ､いたっ

如月朱里

桜華、大声出したらだめ！

如月朱里

頭に響くよ！

蕗谷雪華

(如月さんの方が大声
出していますけどね)

蕗谷桜華

あ、手当をして下さり
ありがとうございます

如月朱里

こんなのへっちゃらだよ！
そこの男の子も酷い怪我だ
ったから手当しといたよ！

神無杏亮

んっ

神無杏亮

ふぁぁぁ…むにゃむにゃ

神無杏亮

……どこですか？

蕗谷雪華

あ、おはよう

神無杏亮

！雪華さん！？

神無杏亮

おはようございます！

如月朱里

丁度二人とも起きてきたね

神無杏亮

あ、えっと

蕗谷桜華

この前話した私達の師匠、
如月さんだよ

神無杏亮

この方でしたか！

神無杏亮

初めまして！俺は神無杏亮と
申します！桜華さんと夫婦に
なる予定です！

如月朱里

……ん？ﾒｵﾄ？

蕗谷雪華

(あ、如月さんにこの事話して
いなかった！……いっけね！☆)

神無杏亮

はい！夫婦です！

如月朱里

えっと、とりあえず今は
安静にしていてください

神無杏亮

ありがとうございます！

蕗谷雪華

そ、そうですよ、杏亮さんも
重症だったんですから！

如月朱里

(後で雪華に聞こう)

蕗谷桜華

(賑やかだなぁ)

蕗谷桜華

ｽｩｰ

蕗谷雪華

あ、桜華、また寝た

如月朱里

よっぽど疲れてたからね
無理はないよ

神無杏亮

俺も少し寝ていいですか？

如月朱里

いいよいいよ！いっぱい
寝て、回復していってね！

神無杏亮

ありがとう…ございます

神無杏亮

ｽｩｰ

如月朱里

……さてと、雪華

如月朱里

夫婦の話について、
ちょっと聞かせても
らうね

蕗谷雪華

……はい

あれから一ヶ月が流れた

蕗谷桜華

ふんぬっ

如月朱里

そうそう桜華、いい感じだよ！

私達は体が治ってきたので特訓をしている

蕗谷桜華

流石に体が鈍ってきましたね…

如月朱里

まぁまぁしょうがないよ
杏亮もあんな感じだしね

神無杏亮

……手が足先まで届かない…

杏亮さんも如月さんの元で一緒に体力づくりをしています

如月朱里

ほら、杏亮、背中押してあ
げるから！

神無杏亮

えっ！待ってください！
如月さん！俺押されたら
絶対痛いです！

如月さんと杏亮さんは仲が良くなった

最初は夫婦の件で混乱していたが、姉さんが話をしてくれて、「いいんじゃないの、夫婦になっても」と如月さんは言ってくださった

それを聞いた杏亮さんはとても喜び、飛び跳ねてた

杏亮さんのノリが朱里さんにとって面白かったのだろう

如月朱里

はーい！押すよ！

神無杏亮

えっほんとにまっt

ｸﾞｯ

神無杏亮

!!!!あぁぁぁーーー！！
痛い！痛い！痛いｯｯ！

如月朱里

体硬いよ〜もっと柔らかくないと

相変わらず朱里さんの性格は変わってないと見て安心した

姉さんはというと、今も任務で頑張っている

いつも通りの日々だ

如月朱里

はい！今日はここまで！

神無杏亮

やっと終わったぁぁ〜

如月朱里

もう！男の癖に軟弱な！

神無杏亮

男だって軟弱のときだって
ありますよ！

蕗谷桜華

ｱﾊﾊ

そうだ、一つ気になったことを聞こうとしてたんだ

蕗谷桜華

あの、如月さん、今お時間
よろしいでしょうか？

如月朱里

ん？大丈夫だよ

蕗谷桜華

ありがとうございます

ｽﾄﾝｯ(座る)

如月朱里

どうしたの？急に

蕗谷桜華

呼吸の事で聞きたい事が
ありまして

如月朱里

ほうほう

蕗谷桜華

桜の呼吸ってご存知ですか？

如月朱里

桜の呼吸？

蕗谷桜華

はい

蕗谷桜華

この前、空間の鬼と戦って
いた時に私が知らない型を
使っていたんです

蕗谷桜華

その時はなんにも思いませんでしたが

如月朱里

うーんちなみに何の型なの？

蕗谷桜華

極(ごく)の型ですね

如月朱里

極の型？華の呼吸は
六の型までしかない
けど

蕗谷桜華

だから桜の呼吸が
編み出したものかと…

如月朱里

戦闘中に、違う呼吸を
編み出したのか

如月朱里

どんな感覚だったの？

蕗谷桜華

その時の感覚はとても
不思議でした、痛みも
感じずにただ、舞って
いたいなって思う感覚
です

蕗谷桜華

多分お父さんが関係してるの
だと思いますが

如月朱里

お父さん？

蕗谷桜華

はい、私気絶をしていたんです
その時にお父さんが春の神楽を
踊っているのを記憶の中で思い
だしていたんですよ

蕗谷桜華

それで桜の呼吸が生まれたのだと

如月朱里

ん〜つまりお父さんの
呼吸を見て覚えたって
こと？

蕗谷桜華

そんな感じですかね

如月朱里

桜の呼吸っていうのも初耳
だよ、私

如月朱里

そもそもその呼吸は誰も
つかっていないからね

蕗谷桜華

やっぱりそうですか…

如月朱里

つまり桜の呼吸は桜華
独自の呼吸だね

蕗谷桜華

私の呼吸…

如月朱里

だから型とかも桜華が
考えることになるね

如月朱里

大変だと思うけど

蕗谷桜華

なるほど…

蕗谷桜華

それじゃあこの呼吸を「春の呼吸」に
します、その方が似合っていると思う
ので

如月朱里

桜じゃなくていいの？

蕗谷桜華

私を教えてくれたのは「桜」じゃなくて
「春」ですからね

蕗谷桜華

春があるから桜も
あるんです

如月朱里

？まぁ桜華がそれでいいの
なら、私もいいと思うよ

蕗谷桜華

ありがとうございます

蕗谷桜華

(私だけの…呼吸…、)

蕗谷桜華

ﾌﾌｯ

蕗谷桜華

よし！これからも頑張ります！

如月朱里

おぉー頑張れ！

一方その頃____

蕗谷雪華

今日も任務かぁ

蕗谷雪華

(なんか最近任務多くないか？)

蕗谷雪華

まぁ私は人を助けたいからいいんだけどね

蕗谷雪華

……あれ？

蕗谷雪華

うーん？あそこで泣きじゃくって
るのは誰？

？？

ここどこ〜！

ﾀﾞｯ

蕗谷雪華

あの…大丈夫ですか？

？？

え？

？？

貴方、鬼殺隊！？

蕗谷雪華

え、あ、はい

蕗谷雪華

貴方も鬼殺隊ですよね…

？？

そうだよ！あの時会った
じゃん！

蕗谷雪華

え？

蕗谷雪華

………

あー！あの時の！

ラーメン

おかえりなさい！

ラーメン

雪華が会った人はどんな人か
気になりますね！

ラーメン

ここまで読んでくださり
ありがとうございました！

ラーメン

それでは次回まで

ラーメン

さようなら！

雪華と桜華の物語

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

110

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

あ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

雪華と桜華の物語

第20話 - 「春の呼吸」

作者の他の作品すべて見る

#鬼滅の刃夢小説の新着小説
一覧

関連するタグ

雪華と桜華の物語

第20話 - 「春の呼吸」

作者の他の作品すべて見る

#鬼滅の刃夢小説の新着小説一覧

関連するタグ

#鬼滅の刃夢小説の新着小説
一覧