テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
そのまま2人で逃げ出してほしい欲が出てきてる、、、!
中原中也、高校1年生
中也は、虐められている。
いや…"虐められていた"
僕の名前は太宰治。中也の幼馴染、そして中也が好き。
中也の為ならなんでもするし、虐めのこともどうにかする。
でも、中也はそれを望んでいない、だから口を出さなかった。
でも、後から気づいたんだ。
"この選択が間違っていた事を"
ある日、中也は校舎裏に呼び出されたらしい。 バッドを持った不良が中也を襲った。 そして…事件は起きた
太宰
太宰
太宰
中也
そこには…
"血のついたバッド"と、目の前で頭から血を出して動かない不良がいた。
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰は震える手で中也の肩を掴む。その手の下で、中也の身体は驚くほど“普通”に温かく、そして静かだった。
中也はただ、いつも通りの顔でこちらを見ている。
中也
太宰
声が震えた。
怒りか、悲しみか、恐怖か、自分でももう分からない。
中也はバッドをぽとりと落とした。
乾いた音が、校舎裏に響く。
中也
太宰
中也はほんの少し、首を傾げる。
その表情は“無邪気”ですらあった。
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也は、血でじわりと赤く染まった自分の手のひらを見つめた。まるで、自分の感情よりも先に“事実”だけを理解しようとしているみたいに。
中也
太宰
中也
太宰
中也
その言葉が、胸に痛烈に刺さる。
太宰
中也はふ、と優しく笑った。
まるで何も背負っていない少年のように。
中也
太宰
太宰は震える腕で中也を抱きしめた。
中也の身体は、さっき見た“血”の色とは正反対に、温かく、生きていた。
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也は太宰の手を握った。
自首するために歩き出そうとする、その瞬間——
中也
太宰
中也
太宰の心臓が、止まりそうになった。
だが太宰は、中也のその手を離さなかった。
もう二度と、離さないと誓うように。
太宰
中也
——ふたりは、ゆっくりと歩き出した。
警察署へ向かう道を。
その手は、しっかりと繋がっていた。