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今日は、いつもより早くに学校にきた
バスケの練習をするから
体育館からは、もうドリブルする音が聞こえる
私は、速足で体育館に向かった
ドンッドンッドンッ…
ボールが跳ねる音が体育館中に響く
ピーッ!
ホイッスルが鳴る
ここからハーフタイムだ
14対12
2点差で勝っている
ふと体育館の入口をみると…
音羽 莉王
そこにいたのは…
くに
音羽 莉王
くにおだった
席が隣だったから自然と仲良くなった
音羽 莉王
くに
さっきまで疲れてたはずなのに
体が元気を取り戻していった
それと同時に始まりのホイッスルが鳴った
くに
音羽 莉王
20対22
私たちのチームが2点差で負けてる
ボールを持ってるのは、私
ゴールまでの距離は遠い
でも、後10秒しかない
くに
くにおの声を思い出す
今も見てくれてるんだ
意を決してシュートを放った
そのボールは、大きな弧を書いて
─シュ
ボールがくぐる小さな音
スリーポイントシュート
私たちのチームの勝ち!
チームメイト
チームメイト
チームメイト
仲間の喜びの声
横を見ると
くにおが、優しく笑ってくれている
それがすっごい嬉しくて
私も自然と笑い返していた
くに
音羽 莉王
くに
音羽 莉王
くに
音羽 莉王
くに
音羽 莉王
くに
音羽 莉王
くに
バスケしてる時の莉王、すごいかっこよかった
俺も莉王といっしょにバスケしてみたい
バスケ始めたらもっと、莉王と一緒にいれるかな?
まぁ…無理だろうけど…w
でも、もっと莉王と一緒にいたい
だって莉王は、友達なんかじゃない
"初恋の人"
なんだから