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桜満ちるあの頃にまた生きられたなら

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桜満ちるあの頃にまた生きられたなら

第13話 - 13、俺の記憶。

2025年03月07日

#どーる。

#wr×2

傘音_葵香🫧

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傘音_葵香🫧

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zm

……ここ、

その2人についていくと、そこはものすごく大先生の家に似ていた。…

ut…？

…それじゃあ、…おうどん作るって事でええんやね？

zm？

おん！それでええで！…あ、鰹節入れてな！？

ut…？

分かっとうよ、w

zm

……夢の続きや、…この前のやつ、…

zm？

…あ、

一気に顔色がかわる僕みたいなひと

ut…？

…え？

警告を表すライトが光っていた。

zm？

え、…ちょ、ｯ…どういうことや！？

ut…？

…まって、調べる

kn

警告のライトが光るか、…重大な警告を知らせてる…か、

zm

…警告を知らすライト？

rbr.

今伝達で伝わった事を話させてもらうｯ！！

rbr.

…城に火がついたらしい！！！

zm？

ｯ！！？

gr

至急！諸君に言い渡す！！火を消せ！！

暗転し、瞳を開けると目の前は炎が広がっていた。

sha

もう無理やってｯ！！

gr

…これは、火の粉が多すぎるな…、

ci

…もう、別にええやん。軍なくなったってええやんか、…もう、みんなで逃げよ？

ci

そしたら、…そしたら、皆助かるんやで？

zm？

諦めるなやｯ！！

zm

…ぁ、…ぁ、

何故か分からないけれど、辛くてただ嘆くことしか出来なくて…

自分の好きな”日常”が崩れていくような気がして…

zm

ｯ、……、

今起こってることが何もかも分からないけれど、でも…凄く。凄く怖かった。

tn

火の粉が大きすぎる一旦逃げんでｯ！！

zm？

やけどｯ！！

俺らしき人は水をかけようと、人々とは真逆の方へと行こうとする。それを、赤い人が一生懸命阻止する

tn

ゾムｯ！…お前が大事やねん！やから、こいｯ！！

zm？

ッ、…

手を引かれて、そのまま目の前の人らはよく満月の見える場所へと歩いていく。それについて行くと、

zm

…綺麗な満月やな、…、

shp

……っ、…、軍が…、

ci

…もう無理や。

ci

……やから言ったんに…、

rbr.

……まじかぁ、…もう無理やな。

zm？

ごめん、…ちーの。

そう、彼は手を伸ばす…が、

ci

…此処は俺の好きなようにやらせてや。

そう、手をふりはらわれてしまう。

火の粉は、彼らへと向かってきていた

建物は崩れていく、 1度見た景色。…否、これは何度目か。

zm

ぁ、…いやだｯ…、しにたく、…ｯ…ない、ｯ！

死にたくない

zm？

ひとりで、…死にたくなんてあらへんｯ…

ut…？

…しょうがへんなぁ、w…ゾムさんは、

…1人が手を繋ぎ出す。すると皆手を繋ぎ出した。

建物は崩れていく。その瞬間、

ut…？

…あ”ｯ…、ゾムｯ！？

俺に似た人だけが手が離れ、みんなが落ちていくのを眺めていた。

zm？

皆ｯ！？

なぜか、その人だけいた場所が崩れなかった為、手が離れてしまった。

その人も直ぐに皆の元へ落ちていきと手を伸ばした。

zm？

だいせんせ！！

ut…？

ぞむさん！！？

2人は手を伸ばしたが、その手は再び繋がる事は出来なかった。

zm

……、

zm

…あぁ、そうや。

記憶が戻ってくる。俺は、軍人だった。軍人でwrwrd軍に仕えていた幹部だった。とても仲がいい軍で、グルッペンに忠誠を誓っていた。

zm

おれ、…、死んだんだ。

…ある時、敵の攻撃で軍は燃えに燃えた。諦めた俺らはそのまま皆で死のうとした。 …なのに、彼奴らは…俺を置いていったんだ。

zm

ひとりで、…死んだんだ。

zm

ひとりで寂しく、…あんな冷たい海で

zm

…一緒に死んでくれるって言ったのに。

zm

…っ、…、

zm

…違うか、…大先生はあの時。俺の手を取ろうとした。

ut

…信じてくれるの…？

目の前で声がして、そちらを見つめると、不安げな大先生が立っていた

ut

…あの時、僕は君の手を取ろうとした。

ut

でも、それは望まれなかった

ut

ずっと、…ずっと、僕はそれを後悔してた

ut

君は、1人が1番嫌いなのに

ut

独りにしてしまった。…本当にごめん

zm

…大センセ、…ええよ、…もうええ

だから、…今度こそ

zm

…今度こそ、ずっと一緒に居てね

ut

…うん。