『たとえ明日世界が滅びようとも 今日僕はりんごの木を植える』 byルター
私には幼い頃の記憶がない
小学校低学年くらいまでの記憶が 欠けてしまっている
思い出せないとかではなく その頃の記憶がないのだ
それでも問題なく生きてきた
今日までは・・・
だけどひとつだけ 時々思い出す記憶がある
記憶の最後の断片は
葉月
・・・
・・・
葉月
・・・
・・・
・・・
・・・
葉月
葉月
葉月
・・・
・・・
・・・
葉月
葉月
・・・
葉月
・・・
・・・
葉月
葉月
葉月
葉月
葉月
・・・
・・・
りんごの木を植えた時 私は幼くて
だけどこの記憶だけは 時々思い出す
もう約束の10年は とっくに過ぎてしまっている
ねえ、あなたは誰?
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
葉月
谷崎将也
谷崎将也
葉月
私は明日お嫁さんになります
将也は私の記憶の 最初から一緒にいてくれる存在
幼い頃のことは将也も 無理に聞こうとしない
明日お嫁さんになるんだ
谷崎将也
葉月
パリーン
葉月
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
葉月
谷崎将也
葉月
葉月
谷崎将也
自分だけ幸せになれると思うなよ 犯人はお前だ
葉月
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
葉月
谷崎将也
葉月
葉月
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
葉月
葉月
谷崎将也
谷崎将也
葉月
谷崎将也
谷崎将也
谷崎将也
葉月
谷崎将也
初めて喧嘩した
今まで言い争いはおろか 揉め事なんて一度もなかった
だけど人は怒った時や喧嘩の時に 本音が出ると言う
葉月
葉月
葉月
葉月
ピンポーン
葉月
隣の奥さん
葉月
隣の奥さん
葉月
隣の奥さん
葉月
隣の奥さん
隣の奥さん
葉月
隣の奥さん
隣の奥さん
葉月
隣の奥さん
葉月
葉月
隣の奥さん
葉月
葉月
隣の奥さん
隣の奥さん
隣の奥さん
隣の奥さん
葉月
心のどこかでは分かっていた
これは彼がナーバスだからでは ないってこと
上手く表現出来ないけれど もっと大きな
そうもっと大きな何かの事件に 私達は巻き込まれたんだって
コメント
5件
おお!リクエスト作品ですか!面白そうです🤔💭 続きも楽しみにしてますねっ✨
連載が遅くなってしまい、すみません。こちらが参加型企画の連載です。リクエスト頂いたように恋愛ものにミステリー要素を入れて書いていく予定です。今後、分岐点がありましてそこで皆様にご意見を頂こうと思っておりますので、ぜひ今後もお読み頂けると嬉しいです。