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#カントリーヒューマンズ
めんだこ
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ソビエト
ナチス
ここは射撃訓練場。 どうやら昨日言っていた『任務』とは、 訓練のことだったようだ。
ソビエト
ナチス
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
初の2人カチコミの際に思っていた疑惑。 それがやっと解け、スッキリとした様子の戦闘員。 当の本人、医療員は拳銃を構えその両目は的を捉えている。
バンッ――!!!!
辺りに響いたその銃声を捉えたその的には、 やはり銃痕が2個、空いていた。
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
ナチス
ソビエト
ナチス
ソビエト
医療員は鋭い目で言い放つ。 痛い所をつかれたと思ったが、 戦闘員はヘラヘラと返す。 銃が苦手、というがそんな訳が無い。もちろん銃の腕も極上。 だが、医療員はそれを超えているらしい。
ソビエト
ソビエト
ナチス
そういって、やっと手持ちの武器を下ろした。 いつも警戒して、他人に心など許さない。 完璧主義の医療員。その怖さは組内には勿論の事、 一部の情報屋にも広がっていた。
ソビエト
ナチス
襖を思い切り開けて出てきたのは 畳が敷かれた広い剣道場。 角では空軍、海軍が戦っており、 また別の角では舎弟たちが戦っている。
ソビエト
ナチス
ソビエト
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
戦闘員は興味深そうに近寄ると、 医療員が反射的に半歩下がる。 が、それ以上下がることはなかった。
ソビエト
ナチス
ナチス
ソビエト
『投げやすい』 その言葉に戦闘員は動揺する。 それはそうだ。 忍者刀は投げる為の武器ではなく、 しっかり手に持って振り回す物。
ソビエト
ナチス
ソビエト
ソビエト
気を悪くさせまいと奮闘する戦闘員に、 医療員は武器を置いて近づく。
それは予期せぬ密着状態となり、 身長差のせいで上目遣いにも見える。
ナチス
ナチス
真顔で、ただ思ったことを言っただけ。 それだけなのに、恋心というのは厄介で。
ソビエト
ソビエト
顔を歪め、真っ赤に染める戦闘員。 医療員は 『こんな顔も出来たのだな』 と思いながら観察している。
戦闘員は見つめられ更に赤くなる。 医療員は面白いのか更に距離を詰めてきて、ほぼ抱きついているのと同じだ。
空軍
海軍
ソビエト
先程まで必死に照れないようにと 自分の世界に入り切っていた戦闘員は 医療員以外の声がいきなり聞こえて驚いてしまう。
空軍
空軍
海軍
空軍は微笑ましいという様子で見守っており、 海軍は面白いらしく先程から笑っている。 医療員はポカンとしているが、 『何もしていません』 と言った。が、焦った戦闘員が訂正に入る。
ソビエト
ナチス
空軍
海軍
空軍
何が悪かったのか分からない医療員と、 それすら愛おしいと思ってしまう怒っている戦闘員。 笑いすぎて息ができなくなりかけてる海軍に、 何をしたのだろうかと考えている空軍。
現場はカオス状態で、 極道の剣道場だとは1mmも感じなかった。
いつもの剣道場にはないわちゃわちゃとした雰囲気に、また釣られてきたようだ。
中国
アメリカ
ロシア
陸軍
釣られてきたのは戦闘員、医療員を慕う中国達。 どうやら疲れているらしく、肩で息をしている。
空軍
海軍
説明をするのに戸惑っていると、 困惑状態の医療員が声をかけてきた。
ナチス
ソビエト
言い終わった瞬間勢い良くそう返す戦闘員。 戦闘員は何故か膝を着いてバックハグしており、 恐らくは顔を隠すため。
だが、傍から見たら イチャついているカップルにしか見えない。
すぐそこに様々な刃物があるというのに。
ソビエト
ソビエト
ナチス
中国
ロシア
陸軍
アメリカ
空軍
空軍
海軍
皆が後ろへ下がり、2人しかいないフィールド。 戦闘員はそっと、獲物のコンバットナイフを抜く。
ナチス
ソビエト
ソビエト
ナチス
ソビエト
ナチス
苦無、と聞いて頭の中に1つの光景が思い浮かぶ。
ソビエト
ソビエト
ナチス
会話が終わると、戦闘員の顔からスっと表情が消えた。
ダンッッ!!!
戦闘員は目にも見えぬ踏み込みで、 容赦無く医療員に襲い掛かる。
シュンッッ!
だが、それと同時医療員は3本の苦無を投げている!
ソビエト
その先は頭、喉、心臓。 全てが急所にピッタリとくっ付いて、戦闘員は避けざるを得ない。
ナチス
医療員は済ました顔で投げているが、 投げた先に突き刺さった苦無が 持ち手まで刺さっているので握力馬鹿にも程がある。
医療員は戦闘員の生まれた一瞬の隙に斬り掛かる。
ナチス
ガキンッッ!!
2つの刃が交差し、その目が光っている。 だが、腕力なら戦闘員が勝っている為ジリジリと 医療員が押され始める。
ナチス
そこから斬り合いへとなだれ込むが、 戦闘員のナイフが一切当たらない。 医療員はどうやら目が良く避けるのが上手いらしい。
一方で、医療員の刀も当たらない。
ロシア
中国
シュっっっ!!!!
ソビエト
斬り合いをしていると、 突然医療員が忍者刀を投げた。 それもまた壁に突き刺さっており、壁の向こう側に人がいたら大惨事だ。
それと同時、医療員が頭に回し蹴りを放つ。
ソビエト
戦闘員がギリギリで避けた。 余裕無く避ける、つまり…
ナチス
また次の攻撃が待っている。
今度は腹に放たれた蹴りを、 戦闘員は手を交差させてダメージを緩和した。が…
威力は凄まじく、後ろへと吹っ飛ばされた。
ズササササササッ……
ソビエト
チャリンっっ
吹っ飛ばされると、戦闘員が笑いだしナイフを捨てる。
走って、医療員に勢いよく抱き着いた。
ソビエト
ナチス
体格差によって、床に倒れてしまう。 遠くで観覧していた6人が寄ってきた。
陸軍
アメリカ
空軍
海軍
褒め言葉の嵐。 確かに、戦闘経験があまり無いはずの医療員。 なのにやたら避けるのが上手かったり、 投げるのが上手かったり。 握力が異次元に強かったりと、 何か過去にあったのだろうか。
ロシア
中国
ナチス
ナチス
ソビエト
ナチス
ナチス
中国
少しだけ、医療員の闇が垣間見えた。
それを医療員は忘れたがっているらしい。
皆が談笑している中、 戦闘員だけがジッと医療員を見つめていた。
ソビエト
ソビエト
ソビエト
戦闘員は何か違和感が生まれたらしい。 が、医療員はそれに気づかず、前へと進む。
自分の事は話さず、隠して。
医療員は先程の疲れが一気に来たのか、 力が抜けて戦闘員へと寄りかかる。
ナチス
ソビエト
どこかいつもとは違う目線で、 医療員をそっと優しく包み込む。
医療員はそれが心地良かったのか、 戦闘員の腕の中でウトウトしている。
頑張って起きようとはしているが、 昨日も仕事三昧で疲れているはず。 その事を知っている戦闘員は、 自分の上着を掛けて抱き抱えている。
医療員もすっかり体重を預け、小さく収まっている。
空軍
海軍
アメリカ
ソビエト
中国
ロシア
ソビエト
ナチス
ソビエト
アメリカ
陸軍
空軍
海軍
空軍
海軍
ロシア
中国
2人も手を繋いでいたのは内緒の話。
夜も更け、深夜。
戦闘員が医療員の仕事を終わらせ、 寝ようとすると。
バゴォォオン!!!!!!
東の方から、大きな爆発音が響いた。
ソビエト
ソビエト
戦闘員が夢中で走り、 寮のドアを無理矢理開け寝室に入ると…
既にいつもの仕事用の服に着替えた医療員と、 瓦礫の中土下座している破壊工作員。
部屋を見るとベットは半壊、 破壊工作員と医療員の部屋の壁は破壊され、 その瓦礫が色んな所に吹っ飛んでいる。
医療員も顔が黒く、煤に塗れている。
ナチス
ベラルーシ
空軍
海軍
ロシア
次々と到着した面々。 最高位員も戸惑っており、ロシアはブチギレている。
当の被害者医療員は呆れた表情で破壊工作員を見ている。
ソビエト
ベラルーシ
ベラルーシ
ソビエト
ナチス
ソビエト
ベラルーシ
破壊工作員が焦った様子で謝り倒す。 戦闘員とロシアが大説教をしている中、 医療員は1人スっと事件現場から出ようとしていた。
空軍
空軍
ナチス
海軍
ナチス
空軍
医療員は2人の話を聞かず、オフィスへと行ってしまった。
空軍