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コメント
35件
※この作品をつくった人の友人はワイです※誇らしき
見てくれてありがとうございます。 連載物ですね。 生温い目で見てくださいませ。 連載物を書いてる最中にもネタがあれば短編物も書きます。 それではさらば。
197
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ラチム
250
#ホラー
天野 夢縁
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幻影です。
※
幻影です。
幻影です。
幻影です。
幻影です。
幻影です。
洗濯したてのベッドへ 身を投じる。
洗いたてとは言うものの
頑固な汚れは落ちる気配も無い。
柔軟剤の香り付きのシーツと
零した珈琲の仄かな匂いが合わさって
ガイ
慣れない匂い同士で寝られたら凄いだろう
そんな他愛も無く、ぼぅっと
何も描かれてない空(天井)を見上げる。
仰向けになった所で、
目を瞑って意識を手放そうとする。
すると
「やめろ」
と、言わんばかりに
知らない世界、
異世界へと飛ばされた。
ガイ
ガイ
なんて馬鹿な事を思い浮かべていたのだろう。
いまさっき
そもそも寝ようと、目を瞑っていたでは無いか
※
ガイ
部屋で眠ろうとしていた筈が
海岸が見える
信号の中心に
寝転がっていたのだ。
なんと恥ずかしい
ガイ
また目を瞑る
ざあ…ざあ……
と
さざなみの音がする。
どうせ目を瞑れば何れ現世へ戻る
だが
矛盾で抱えられた現世に戻ったって
面白くもなんともないだろう
ならばここで
束の間の探索/休息すれば
まだ楽しいのでは?
※
目を開けて探索しようとする。
ガイ
※流石にこんなだだっ広くありません
鏡から反射して
自分''擬''が立っていた。
どんなに似ていても
生命を宿していないのなら
それはゴミだ。
シャカシャカとマラカスの様な音を鳴らし
丁寧に歯を磨いていく
ガイ
思わず舌打ちしてしまう
何か行動を起こそうとすると
戻されるのは仕様か?
ガイ
ガイ
よく聞くが
宿題をしようとしたら
親に「やれ」と言われる奴に似ている
………気がする
完全に今さっきので
眠気が覚めてしまったので
ガイ
とっ
とっ
とっ
と
珈琲を垂れる用にしか 使っていないコップは
縁がほんのり茶色だった。
顎とコップを持ちあげ
そのまま一気に飲み干す。
ガイ
ガイ
ガイ
そうなのだ
珈琲を降り注ぐ時に
一滴
机へと飛んで行ったのだ。
それは
態々自ら、
独りになりに行く人間のようだった。
だがそれも長続きはしない。
いずれは他の所へ回収される。
この滴も例外ではない。
キッチンから新品の
無臭の布を取り出して、
拭う。
ガイ
一歩一歩
足元をきちんと踏みながら前進。
※
ガイ
ガイ
大きな溜息を吐き
タイミング悪過ぎて
最早笑ってしまいそう。
ガイ
寝るモードだった身体を叱咤し、
真っ暗な、
照明も無い暗闇をただ突き進む。
___これじゃ、俺が幽霊みたいだな。
ぼんやり考えながらも、
ただ進む。
前進するのはこんなに簡単だが
人を変えればそうでも無い。
足が動けない人に
「歩け」
と言うのは無理難題だ。
それを理解しない馬鹿ばっかり。
勿論、皆がみんなではないが。
ポッ、と
目の前の照明が付く。
暗闇に慣れてしまった目を凝らす。
と
ガイ
ガイ
その声に反応したかのように、
「ソレ」は此方に歩いてくる。
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
と、嫌な音が鳴る。
ベチャッ
先程の音と
一線離れた音が鳴る。
ガイ
走ろうとするが
金縛りに合ってしまい、 思う様に動けない。
ガイ
ガイ
何かが居た「筈」の場所には
誰も、
何も無かった。
ただ一つ
合ったとするならば、
嫌な音の発生場所には
深紅の赤が残されていた