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俺は心音と二人で二次会に行くため、夜道を歩いていた。居酒屋への中間地点辺りにある公園で俺達はひと休みしていた。
あっきぃ
ずっと後ろを向いて立ち尽くしている心音に俺は違和感を覚えた。ゆっくりと近付くと、彼は勢いよく振り向いた。
あっきぃ
何が起きたのか分からなかった。震え上がっていると、唐突に抗えない程の睡魔が襲ってきた。
あっきぃ
心音はずっと俺を見下していた。俺はその場に倒れ、意識を手放した。
数日後。アンプの撮影のため、久々にSTPRに赴いた。もちろん、心音に入れ替えられた左目を隠して。
アイツ……カラコンとか呑気に言いやがって……俺の気持ちなんか知らないくせに。めちゃくちゃ痛かったのに……!!
ぷりっつ
あっきぃ
俺はぷーのすけにそう聞かれて、思わず顔を逸らした。心音に目玉を入れ替えられたなんて言っても信じられるわけがない。
ぷりっつ
あっきぃ
必死に隠していたのに、ぷーのすけに前髪を上げられてしまった。ぷーのすけは俺の左目を見て目を丸くしていた。
ぷりっつ
あっきぃ
すると、心音に抱きつく勢いで後ろから飛びつかれた。
心音
心音
ぷりっつ
心音
俺は心音に恐怖を感じ、急いで離れようとした。しかし、心音は後ろからぎゅっと抱き締める。
心音
小声でそう言われ、俺は息を飲んだ。逃げたくても逃げられない。どうすればいいんだ。
ぷりっつ
ぷりっつ
心音
あっきぃ
ぷりっつ
俺はその言葉を聞いて思わずぷーのすけの腕を掴んだ。
ぷりっつ
あっきぃ
特に心音には言っちゃダメだ。 心音が何者か分からず、何をしてくるかも分からないので、警戒した方がいい。離れた方がいい。
心音
あっきぃ
ぷりっつ
心音
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
すると、心音は柔らかく笑った。優しく俺の頭を撫でてきた。
心音
あっきぃ
何でかわいいって言葉が出てくるのか分からない。俺のことを嫌ってるのからあんなことをしたと思ってたけど、一気に分からなくなった。 ぷーのすけの前だからってだけで、俺にかわいいとか言ってくるのか?仮にも不仲だぞ?
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
俺はいつものように振舞ってみせた。
心音
あっと
ぷりっつ
ぷーのすけは慌ててあっとの方へ走り出した。 俺は心音の方を見た。彼はニコニコと笑っていた。それが不気味で怖い。
あっきぃ
心音
心音
あっきぃ
体を離してもらい、逃げるようにその場を後にした。
ちぐさくん
あっと
あっきぃ
俺は笑顔で無理矢理誤魔化した。