君にいい所を

注意事項は、省略！

今日は、ソフトボールの試合がある、

俺もそのチームに入っているのだか…

1人が怪我をし、もう1人が、熱中症になってしまったのだ、…

俺のチームは、10人と言う、

ソフトボールができるギリギリの人数でやっていた

人数が足りないってことを応援のみんなに伝えたら

「俺出よか？」

と、髪を結びなおす彼、

と、少し疑いかけた言葉、

今明かされた衝撃の事実…

今まで、アニキとは長い付き合いだったけど…

そんな経験をしているなんて…

ソフトボールに大切なもの、

その中に守備というものがある、

その人の特徴や、性格などで決まることが多い、

今回、余っている守備位置は、レフトと、ショート

10人目の選手は、外野手だ、

そのため、アニキには、「ショート」を任せることになる、

「ショート」では、素早く投げる動作が必要になってくる、…

な、なんてハイスペックなんだ…

なんて、奇跡なんだ…

俺は、身長がいい、がたいが、いいということだけで、

難しい「ピッチャー」を任されている、

嫌いではないが…

デッドボールでボールを当ててしまったり、

ボールがなかなか入らず、挫けそうになったことが、沢山ある、

だから好きでもない、

そんなことを思っている、俺に気づいたのか、

と、幼い、笑顔を見せてくれた、

「付き合って？」