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北斗が仕事でいない昼、
私は周りを確認しながら家を出る
北斗に見られていないか
できるだけ早く帰って来れるように、
少し早歩きで樹の元へ向かった
松田はる
松田はる
ふと思ったことが口に出る
田中樹
笑いながら言う樹の顔
見てて幸せになるんだよね、
会えなかった時間が嘘のように
愛おしい時間になる
夢にも出てくるのはいつも樹だけ
樹といなくても、
樹がいるってわかってると
なんか気分だけ、 強くなった気がする、
だけど私は
欲が深いから、
樹と2人で未来を歩みたい、
これから先樹といれば 幸せな未来を作れる気がする
もうきっと
変わることの無い愛を
樹に預けて
“近いうちにまた会いに来るね”
そう言って樹の家を出た
ずっと樹だけの私でいられるようになったら
必ず樹の彼女になるから、
それまで少しだけ、
待っててね
頭の中に樹を浮かべて言った
樹だけに届けたい いつも大好きだって思ってるよ
ってね
まだ日は暮れていないけど
そろそろ北斗が家に帰ってくる
私は少しだけ急いで 自宅に走った
けど、間に合わなかった
家に入ると 北斗の靴
やってしまった
そう思いながら部屋に入ると、
部屋は真っ暗
電気をつけると
そこには北斗の姿
松田はる
松村北斗
松田はる
松村北斗
松田はる
松村北斗
松田はる
もう北斗に嘘をつくのは なんだか苦しく感じる、
浮気を始めたのは私 それに本気になったのも私、
なのに苦しいのは、
どうしてなの、?
そんなことを考えていたら
北斗に犯されていた、
北斗とのセックスが終わったあと、
私は泣いていたらしい、
いったい、なんの涙だったの、??
私にも分からなかった
樹から連絡があった
“大丈夫か?”
全然平気だよ、大丈夫
そう言ったらしっかり嘘になる、
だけど、
“大丈夫、きっと”
そう信じようって思えるのは、
樹だから
私は、
今度こその覚悟を決めて
北斗に挑もうと思った
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