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コメント
1件
全身の骨折ってやらないとわからない様ですね?
退院したあとから鉄朗くんの婚約者、雪女さんから目をつけられてしまった。
ﾄﾞﾝｯ
雪女(ﾕｷﾒ)
翔陽
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
翔陽
どう見ても向こうからわざとぶつかって来たのにお嬢様だからって、可愛いからって俺のせいにされた。
演技がうまいせいか、誰も気付かない。
翔陽
雪女(ﾕｷﾒ)
モブ(使い回し)
翔陽
何もしてない。
でも、言えなかった。
俺のためにも鉄朗くんの為にも···兄ちゃんたちの為にも。
翔陽
謝ることしか出来なかった。
黒尾
翔陽
少しだけ鉄朗くんの傍に居れればいいと思ってる。
だから、謝るのは別に良かった。
雪女(ﾕｷﾒ)
雪女(ﾕｷﾒ)
翔陽
ｻﾜｧ
雪女(ﾕｷﾒ)
黒尾
雪女(ﾕｷﾒ)
翔陽
翔陽
黒尾
黒尾
雪女(ﾕｷﾒ)
飛雄
飛雄
雪女(ﾕｷﾒ)
勝った。
翔陽
飛雄
黒尾
翔陽
雪女(ﾕｷﾒ)
そのあと、どうなるかなんて誰も予想つかなかった。
全部、全部台無しになるなんて。
飛雄
翔陽
飛雄
翔陽
次の日、普通に学校に行って、普通に授業した。
放課後。
部室に忘れ物をして、取りに行っていた。
翔陽
呑気に鼻歌を歌って···バカみたいだ。
ﾄﾞﾝｯ
翔陽
雪女(ﾕｷﾒ)
雪女(ﾕｷﾒ)
何事か分からなかった。
後ろから押された？なんで？
それに、なんで倒れてんの？
雪女(ﾕｷﾒ)
どうして？
当の俺も塀ブロックに当たって血がドバドバ出ている。
足も折れている。すごく痛い。
泣きたい。
黒尾
雪女(ﾕｷﾒ)
黒尾
雪女(ﾕｷﾒ)
黒尾
俺の手を差し伸べてくれる？
そう思った瞬間だった。
黒尾
雪女(ﾕｷﾒ)
鉄朗くんは俺ではなく雪女さんを選んだ。
やっぱり、番同士だから仕方ない···そう思ってしまった。
ｽﾞｻﾞｯ
痛い足を無理やり立たせ、体を起こす。
俺も保健室に行きたかったから。
でも、っ。
ﾄﾞｻｯ
翔陽
無理だった。
折れてる足は青く変色している。
完全に折れてる。
翔陽
痛い。痛い痛い。
誰か、助けてっ。
鉄朗くんっ！飛雄兄ちゃん！！
当然···誰も助けには来なかった。
俺はみんなから···嫌われた？
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