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足や怪我の痛みが無くなったおかげで歩けるようになった俺は家に帰ろうとした。
違和感はあるものの、歩けるから大丈夫だ。
もう夜中で、道には誰もいない。
翔陽
この世界は嫌いだ。
こんな世界じゃなくてもっと、平和な世界がいい。
オメガという性別がなく、ふつうに女性を好きになれるような世界がいい。
兄ちゃん達と兄弟になりたくない。
鉄朗くんとも会いたくない。
そんな世界がいい。
ガチャッ
翔陽
シーン
みんな、家に居ないのかな。
そりゃそっか。
こんな俺を心配なんかしない。
分かってる事だから。
お風呂に入る体力がなかった俺はすぐにベットに横になった。
布団を被るといつも通り眠くなる。
翔陽
また、明日はどうなるんだろう。
兄ちゃんたち、帰ってくるかな?
俺のこと···心配してくれるかな?
鉄朗くん···におはようって、言えるかなっ。
明日···が怖いよっ。
今日は委員の仕事で部活にも行けなかった。
翔陽と一緒に帰れなかった。
飛雄
ドンッ
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
翔陽が帰ってきてないなんて珍しい。
翔陽は何があってもまっすぐ家に帰る奴だ。
何かあったのか?
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
蛍
飛雄
蛍
黒尾
飛雄
黒尾
飛雄
黒尾
飛雄
黒尾
飛雄
黒尾
黒尾
飛雄
黒尾
飛雄
黒尾
飛雄
飛雄
黒尾
蛍
飛雄
黒尾
蛍
飛雄
飛雄
飛雄
蛍
飛雄
ガチャッ
蛍
飛雄
ギュッ
翔陽
飛雄
翔陽
飛雄
蛍
飛雄
翔陽の足を見てみると、青く変色した足首、膝からは血がドバドバ出て、白い布団にも滲んでいた。
俺たちはすぐに病院へ運んだ。
危ないと思ったからだ。
翔陽が苦しそうに息をしていたのは、傷口か 菌が入っていたからだ。
怪我をしたあとすぐに洗わず、折れた足も放置していたからだ。
全治3ヶ月と言われた。
リハビリをしないとまともに歩けない可能性があると···。
飛雄
蛍
飛雄
飛雄
蛍
飛雄
飛雄
飛雄
飛雄
蛍
蛍
飛雄
飛雄
飛雄
蛍
飛雄
飛雄
飛雄
飛雄
蛍
翔陽が、幸せになれる方法が何か探さないとな。
これ以上傷つけさせない。
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