僕が入った場所には
沢山の器具がおいてあって
結月
椅子には結月が拘束されていた
青(昔)
主人
「実験室だよ」
そう聞いた瞬間血の気がひいた
青(昔)
声を絞り出す
主人
主人
青(昔)
結月を見た
目があった
結月
結月はずっと首をふる
きちゃだめって言ってるのかな…
主人
青(昔)
"お父さん"は僕を引っ張る
だから仕方なく歩いていく
ガチャン
椅子に拘束され動けなくなる
青(昔)
結月
意味ありげに笑うその顔を見て
青(昔)
青(昔)
主人
主人
それから僕らの実験がはじまった
青(昔)
青(昔)
涙が出る 痛い 死にたい
少しずつ僕はそう考えるようになった
ある日結月は 喋らなくなった
ずっと僕と違う方を向いて
青(昔)
主人
ある日主人がそう言って 結月を連れて行こうとした
青(昔)
主人
腐っていく…結月が…?
だって…そうなるのは主人のせいだろ?
それなら、殺さなきゃ 僕が
君の分まで
僕は主人にとてつもない殺意が芽生えた