仁和陽菜
それでさぁ
野川里美
そうなの?
星麗奈
そいつマジキモい
仁和陽菜
でしょー?
私達が、そう会話していたら前を歩いている人が悲鳴をあげた
鳥森長作
う、うひゃああ?!
仰け反った彼のお陰で、前を歩く男の異常性を知ることとなった
ジャック・ザ・リッパー
ハァァァアゴォ!!
ジャック・ザ・リッパー
どりゃああ!!
大男が突進してきたのは覚えてる
仁和美月
仁和美月です
仁和八郎
八郎といいます
仁和美月
娘に突進してナイフで重傷を負わせたやつを殺すよう御願いします
待田無夫
分かりました
待田無夫
それで?
タナトス
はい、ジャック・ザ・リッパーと名乗る彼、頭に「弱」というタトゥー入れているのは一人しかヒットしませんでした
タナトス
岩師一史という元は傭兵をしていた男です
待田無夫
なるほど
待田無夫
少しは大変そうだな
タナトス
待田無夫
ありがとう
待田無夫
ただ、ジャック・ザ・リッパーって偉人か?
タナトス
さあ?
遠い昔
雑魚雑魚といじめられた記憶をぶり返す
ジャック・ザ・リッパー
ぐっ
ジャック・ザ・リッパー
あ、あいつら
ジャック・ザ・リッパー
ぐら
ジャック・ザ・リッパー
ぶっ殺してやらぁ!!!
ジャック・ザ・リッパー
よし、ゼウス様、巷で有名な○市を猛然と殺りつくす所存であります!
待田無夫
おっとあれか
ジャック・ザ・リッパー
ひ、ひひひ
ジャック・ザ・リッパー
殺してやるぜ
待田無夫
駄目だぞ
ジャック・ザ・リッパー
あ?
クビがグビッと曲がり、ジャック・ザ・リッパーは血を噴き、死亡した