テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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あの男に復讐するために...

第17話 - 17話

177

2025年03月06日

#鬼滅の刃

#鬼滅の刃夢小説

#恋愛

#復讐

凛🐶

森に移動した

富岡

俺は何をすればいい

不死川

帰れ！💢💢

富岡

ｼｭﾝ

幸

(帰って行かれた...)

幸

(少し悲しそうな...?)

不死川

で、宇随から何処まで習った

幸

呼吸の仕方を...大まかに

不死川

じゃやってみろ

幸

ｽｩ...ﾊｧ

不死川

(...思ったより出来てんじゃねぇか)

不死川

おい止めんな

不死川

腹に力いれろ

幸

...間違えたのに殴らないのですか？

不死川

ムカついたら殴るから安心しろ

幸

分かりました

幸

(...凄く丁寧に教えてくださる)

不死川

よし呼吸はできるようになったな

不死川

次、常中だ

幸

(常中...無限列車で炭治郎さんがやっていたもの...)

不死川

四六時中全集中の呼吸をすんだ

不死川

寝てる間もな

幸

.......え

不死川

えじゃねぇよ💢💢

不死川

黙ってやれ

幸

人間がすることですか？出来てるんですか？皆さん

幸

人間ですか？

不死川

💢💢

不死川

ﾍﾞｼｯ

不死川

やれって言ってんだろ！💢💢

幸

.....(頭を...ﾍﾞｼｯってされた...)

幸

(痛くない...)

不死川

これから意識しとけよ

不死川

俺の役目は終わった

不死川

あとは宇随に稽古つけてもらえ

不死川

あいつが回復したらな

不死川

それまで呼吸続けてろ

幸

はっはい!!

幸

数時間も稽古つけていただきありがとうございました!!

不死川

お前のためじゃねぇからな

不死川

宇随のためだ

不死川

勘違いすんなよ

幸

不死川様はとても優しい方ですね笑

不死川

...お前くらいだそんなこと言うの

不死川

俺が斬り付けねぇってだけで優しい認定してんだろ

不死川

もっと普通の考え出来ねぇのかよ

幸

不死川様はわざわざ御屋敷まで送ってくれてこうやって修行も見てくれるではありませんく

幸

通りかかった時も理由をつけて声をかけてくれます

幸

優しい方だからでしょう?

不死川

それぞれわけがあるからだっつの！💢💢

幸

それでも私は不死川様に助けられましたから

幸

今度お礼をしますね

不死川

...要らねぇよ

不死川

じゃあな

幸

.....(要らない...ということはいるって意味ですね)

幸

(何を買いましょうか)

幸

(...宇随様...)

幸

(...私が話しかけに行かなければ宇随様も大人しくするということですよね)

幸

(暫く放置しておきましょう)

出ていったあとの宇随さん

宇随

ﾁｯなんだよあいつ

宇随

他のやつにばっか尻尾振りやがって

雛鶴

どうしたんですか？天元様

まきを

喧嘩ですか？

宇随

俺悪くねぇっつの

宇随

あいつが俺じゃなくて他のやつ選ぶからキレただけだろ

須磨

幸ちゃん天元様が離れたあと涙目になっていましたよ

宇随

立ち上がる

宇随

い、いや...あいつが反省して謝ってくんまで俺は何もしねぇからな

雛鶴

ふふ笑

雛鶴

幸さんも天元様のお身体を心配しての事だと思いますよ

まきを

そうそう不死川様もそう思って提案したんでしょう

須磨

あまり怒らないであげてくださいね笑

宇随

...俺のためなら俺が喜ぶことしろっての

宇随

...ｲｯ

雛鶴

大丈夫ですか?!

須磨

もうほらァ

善逸

ﾓｸﾞﾓｸﾞ

幸

善逸さん!!

善逸

幸ちゃん!!笑

幸

...良かった...です

幸

元気そうで...

善逸

いや身体中超痛いけどね、笑

善逸

心配してくれてありがとう笑

幸

ごめんなさい...私...私...あまり、役に立てなくて...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幸

皆さん...大怪我で...泣

善逸

えぇっ?!な、泣かないでっ

善逸

伊之助も炭治郎もまだ寝てるって聞いたけど誰も死んでないから!!ね？💦

善逸

ほら俺もピンピンしてるしさ!!笑

幸

はい笑

幸

ありがとうございます...笑

善逸

(かっ...可愛いなァ...//)

善逸

(相変わらず)

幸

善逸さん早くよくなってくださいね

幸

これ、お薬です

善逸

げっ

幸

飲まないと良くなりませんよ

善逸

うぅ

幸

笑

茶々丸

ニャー

幸

？！

幸

(鳴かれるまで...気づかなかった...)

幸

(...これは、誰かの血鬼術...？)

幸

(...でも、敵意はない...)

茶々丸

紙を渡す

幸

...あ、ありがとうございます...(手紙？)

幸

...珠代、

幸

(炭治郎さんが仰っていた方...)

幸

八代様

幸

御屋敷に珠代という鬼と会っても良いか聞いてくださいませんか？

八代

わかった

幸

ありがとうございます笑

幸

お気をつけて行ってくださいね

八代

私を馬鹿にしているのか?!💢

幸

あ、いえ、そういう意味では...

八代

飛んでいく

八代

ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

幸

(プンプン言ってる...可愛い)

次の日

幸

しのぶ様

幸

御館様の許可が取れましたので今日は外出させていただきますね

胡蝶

分かりました笑

胡蝶

どちらに行かれるのですか？

幸

珠代様という鬼の方に来て頂きたいとの事でしたので

胡蝶

鬼？

幸

炭治郎さんのお知り合いの方で、御屋敷もその方を知っているようでした

幸

手紙でもとても丁寧な方だったので良い方...だと思います

胡蝶

...そうですか

胡蝶

気をつけて行ってきてくださいね

胡蝶

くれぐれも無茶はしないよう

幸

はい

幸

すみません八代様...誰とも一緒に来ないでと仰せつかっていますので...

幸

ここからは1人で行きます

八代

何?!

幸

すみません...💦

八代

ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

珠代

お待ちしておりました幸さん

愈史郎

(本当に...太陽の下でも平気なんだな)

珠代

私が迎えに行けたら良かったのですが...

幸

いっ、いえ、お気になさらず...//

幸

(...とても、綺麗な方)

珠代

改めて、私は珠代と言います

珠代

この子は愈史郎

幸

幸...と申します

愈史郎

もっと愛想良くしないか！鬼！💢

愈史郎

ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ

幸

すっ、すみません..💦.

珠代

愈史郎

すみません！

珠代

貴方は...禰豆子さんとはまた違うようですね

珠代

失礼ですが、普段食事はどうしているのですか？

幸

普段は...皆さんが食べている食事を一緒に、食べています

幸

人を食べなくても...生きていけるようで...

幸

ですが、血鬼術を使いすぎた時...鬼化が進んで血を飲みたくなるので...ネズミや、イノシシなどの動物を食べてます...

幸

こ...この間は、2度も...飢餓状態に、なってしまって、仲間の方から、血を貰いました...

珠代

(ということは、人間の血でも少量でいいということですね)

珠代

貴方がそのような体になったことに心当たりはありますか？

幸

...御館様は、私が始まりの呼吸の剣士の血筋だからでは無いか...と

珠代

...!!(あの方の...)

幸

私は...私が、人間を食べることが嫌で...、ずっと、我慢していたからではないかと...

愈史郎

そのくせ人間から血を貰ったんだな

愈史郎

何が我慢だ

幸

.....っ

珠代

愈史郎

珠代

次失礼なことを言えば許しません

愈史郎

はい！

幸

いえ...愈史郎様が正しいです...

珠代

そんなことはありません...私達も、人から血を分けて貰ったもので生きていますから

珠代

貴方は特別な方なのですよ

幸

違います...違うんです...特別なのは、禰豆子さんだけです...

幸

私は、人を喰ってしまったから...

幸

誰よりも...生きて欲しかった、家族を、みんな殺してしまったから...泣

幸

鬼になんて...なりたくなかったのに...っ

幸

あいつの...あいつのせいで...泣

珠代

.......、

幸

それから...人は喰っていません...

幸

100年間...

珠代

愈史郎、少し...外してくれますか？

愈史郎

ですが！

珠代

お願いします

愈史郎

.....、

愈史郎

出ていく

幸

...?

珠代

幸さん

珠代

私は数百年前...無惨によって鬼にされました

珠代

病で苦しんでいた私に、鬼にならないかとあいつが問いかけてきたのです

珠代

子供の成長を見届けたかった私はそれを承諾しました

幸

...!!

珠代

貴方と同じです

珠代

気がついた時には夫と子供を殺していた

幸

(...私と...同じ...)

珠代

違うのはここからです

珠代

私は怒りと悲しみに身を委ね、大勢の人間を殺しました

幸

珠代

けれど貴方は悲しみも、怒りもあっただろうに...誰も殺さなかった

珠代

飢餓状態に陥っても1人で耐え、今まで生きてきた

珠代

並の人間には出来ない事です

珠代

抱きしめる

幸

...!!

珠代

貴方は...とても凄い子ですよ

珠代

誰がなんと言おうと、

珠代

だから泣かないでください

珠代

私は鬼舞辻無惨を倒すためだけに生きてきた

珠代

きっと、倒してみせます

珠代

ﾖｼﾖｼ

幸

...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幸

(...暖かい...母さんを思い出す)

幸

(...よく慰めてくれた...)

幸

(貴方はとても優しい子だと、強い子だと、特別な子だと...)

幸

...泣泣

幸

あり...がとう...ございます泣泣

幸

ありがとうございます泣

珠代

...笑

珠代

(きっと、責任感の強い子なのでしょう...)

珠代

(きっと...今までずっと自分を責めてきたはずです)

珠代

(少しでも...慰めになれば良いのでしょうが)

幸

...すみません...取り乱しました...//

珠代

良いのですよ笑

珠代

すみません...辛いことを話させてしまいましたね

幸

いえ、それは珠代様も...一緒ですから...

幸

私を慰めるために、言ってくれたのでしょう...

珠代

笑

珠代

では、そろそろ血を貰ってもよろしいでしょうか

幸

はい

幸

(注射...怖かった)

珠代

これで今よりも早く薬が完成しそうです

珠代

ありがとうございます笑

幸

いえ、

珠代

...つかぬ事をお聞きしますが、

珠代

幸さんは...人間に戻りたいですか

幸

.........

幸

(...隊士さんも、炭治郎さんも、宇随様も...皆悲しんでくれた...)

幸

(嫌だとも言ってくれた...)

幸

(...でも、)

幸

戻りません

幸

私は、無惨と共に地獄に行きます

幸

これだけは、変わらぬ切望

珠代

...そうですか...、

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