いじめっ子
いじめっ子
僕
痛い
足がヅキヅキ痛む
他の子
他の子
他の子
他の子
なんなんだ、こいつら
いじめっ子
何がだよ
全部お前らの勘違いだろ
そもそも、なんであいつの好きな人といるだけでこんなことに…
いじめっ子
いじめっ子
僕
ガタガタ
ウザい
ウザい、ウザい
死にたい、死にたい、
僕
こんなに嫌なのに
何もできない…
もう、悔しい…
なんで、なんで……
俺はアイツらが散らかした物を片付けながら
そう、思った…
僕
僕
なんで、なんでアイツらと
もう、何もかも嫌だ
死にたい、消えたい…
僕
思わず声に出ていた
少女
声をかけてきたのは
見た事もない少女だった
僕
こんな子にこんな事言っていいのかよ…
俺、ただの最低野郎だ…
少女
少女
その瞳は真っ直ぐに見つめていて
僕の心に届いた
僕
何故かこの子には話せる気がする
俺は今までのことを全部話した
少女
少女
僕
そう言いかけて気がついた
なんでアイツらが悪いのに
俺が死なないといけないんだ?
あんな事もやられて
何も仕返しもしずに
俺は死ぬのか?
そう考えると
憎しみがどんどん湧いてくる
少女
僕
少女
僕
女の子は俺の手を引っ張る
俺よりも力がずっと強い
抵抗しようとしても無理だ
少女
女の子が言ってるところは
橋の向こうだ
僕
そう言いながら橋を越えた
その瞬間
俺は
行っては、進んではいけない所に
言ってしまった気がした
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