僕は一般的な家庭に生まれ一般的な教育を受けて普通の子に育った
普通の子だった僕はある日普通じゃなくなった
15の春、僕は突然属性が使えるようになった
けど別に何か起こるわけでもなく、
どこかで見たフィクションのように誰かを助ける場面もなければ、
どこかで見たフィクションのように世界の危機をめぐる問題に巻き込まれるはずもなく、
相変わらず普通の日々だった
別に僕はそれが嫌じゃなかったし何も気にならなかった
普通に高校卒業して普通に恋人を作って普通に職についた
そんな18歳のある日、
ある日の夕方、
恋人のブルーノと帰っている時のこと
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
彼はどんな人かと聞かれるとまず浮かぶ言葉は『普通』
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
けどとっても丁寧
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
僕とブルーノは結婚することになった
本当に心から幸せだった
次の日のこと
人生1幸せな昨日とは相反してこの日は人生最悪の1日だった
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
そんな幸せすぎる他愛もない会話をしていた
ただそれだけなのに、
世界はなんで残酷なんだろう
僕とブルーノの前に現れたのは男の霊物だった
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
ラズリナ・イセラン
ラズリナ・イセラン
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
この時に初めて知った、彼は能力者だ
しかもなかなかの実力者
当時は祓霊者じゃないからわからなかった
けど今ならわかる
あの時会ってしまった霊物は…
何度祓っても祓っても呪縛のようにまた人を殺し大切を奪う
そんな諸悪の根源、
ウロブランだった
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノの能力は「幽閉、」
対象をブルーノの作り出した空間に閉じ込める能力、
もちろん強いけど使うには少々力を凝縮されるために時間が必要みたい
ウロブラン
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
能力者ではあるが祓霊者ではないブルーノからすれば当時危険度8、9あたりのウロブランは叶うはずもない格上、
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
技ではブルーノがウロブランに優っていた、
ウロブラン
ブルーノ・アンブレラ
けど肉弾戦に勝てるほど強靭なはずがなかった
ブルーノが飛ばされた際、僕の足元にとあるものが転がってきた
ラズリナ・イセラン
ブルーノ・アンブレラ
ブルーノ・アンブレラ
ラズリナ・イセラン
既に言われた時には手に取ってしまっていた
ブルーノ・アンブレラ
僕には言ってる意味がよくわからなかった
ブルーノ・アンブレラ
冷静に頭を回して僕は瞬時に理解した
僕は普通じゃない
記術の才能を持った適合者だ
コメント
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ようやくラズリナさん回ですね 序盤で登場してちょくちょく名前が上がってたりしてた彼女ですが、130近くでやっとメイン回が訪れると… ラズリナさんには申し訳ないですね さて、ラズリナさんの彼氏、夫として登場するブルーノですが、彼の名前の由来はブルーベリーからとってます。 ブルーベリーの花言葉は「思いやり」「知性」ですね