この作品はいかがでしたか?
552
この作品はいかがでしたか?
552
コメント
26件
了解! おやすみ🌙径さん✨ 良い夢を
さん。皆はさんと。ちゃんはさすがにきびしいかなぁ( ´∀`)ハハハ 私は朝が早いからそろそろ寝ますw。葵ちゃんおやすみ😪
径ちゃん? 君? さん?
Twitterの診断メーカーのお題に添って書こうとかなって診断!
武藤径の名前を入れてポチっとクリック
出題されたお題は!
じゃかじゃん♪
武藤 径さんには
「消えたがる君を引き止めたかった」で始まり、
「心の中では泣いていた」で終わる物語を書いて欲しいです。
できれば13ツイート(1820字)以内でお願いします。
あらっ……😅
以外に難しいお題……
ということで☝
只今、他のサイトで連載中の作品「noise月の帰還」のワンシーンから書くことに ※キャラが出来上がっているので作者が楽チン。おうちゃくという話も(笑)
けど、ただ普通に書いていてもつまらない。
そこで!
今回の新機能実装で、地の文章に普通に小説を書いてみたらどうだろう。試作と称して小説形式で書いてみました!
物語の主役は白鷺ユウ。ユウの恋人に青砥侑真。 本編はユウの視点(心情)から書いたものを、
テラーでは侑真の視点から書き直してみました。そこを強調…笑
あの時の彼はこう考えていました。みたいな感じです。
お題の後に本編のお楽しみ恋愛シーンも追加で書き入れています。むふふっ(///∇///)
ご興味ありましたら、ぜひこのままストーリーをお読みください。
ざっくりしたあらすじ ⤵
少女(白鷺ユウ)は聞こえ過ぎる耳を持っていた。出会った若者(青砥侑真)との恋の行方は。出生の秘密、謎の組織の存在。青春学園ストーリー。
ユウと侑真の二人は付き合って間もなかった。ユウの特殊な事情に気づいた侑真は、彼女の男装を手伝うことに。
一方侑真に想いを寄せる麗華は、なんとか侑真を自分のものにしようとしていた。 そんなある日……
<登場人物> 🔹白鷺ユウ(しらさぎゆう)秘密をかかえた潜伏生活。男装で転入する 🔹青砥侑真(あおとゆうま)文武両道の完璧男子フェンシングの有力選手 🔹西園麗華(にしぞのれいか)モラハラの女王様。青砥侑真に想いを寄せる会話だけの登場
それではスタート🎬
── 消えたがる君を引き止めたかった……。
「僕はさっき、君が本気でいなくなるんじゃないかと思った」 侑真はユウの手を引っ張り、路地に連れ込むなり言った。
「……私、自分が不安になってしまって……」 ユウはうつ向いた。
「不安?」侑真は聞き返した。 ユウは黙り込んだ。 「もしかして麗華のこと?」
ユウは唇をきゅっと結び、黙っている。 「だったら麗華のことは気にするな。彼女は昔からああだ」
侑真が麗華の好きなようにさせていたのは、思いのままに生きてきた彼女を拒絶したら後々厄介だからだ。
「私、今の侑真しか知らない。だから…私が入り込む余地なんてこれっぽっもないんだわ」
まずいことになったと侑真は思った。恋愛に不馴れな自分がもろに露呈してしまったからだ。
「麗華に一度だって友達以上の感情など持ったことはない。僕が……僕がここに思っているのは……」 侑真は自分の胸に手を当てた。 「その……分かるだろう?」
気恥ずかしさが手伝った。プライドだってある。それに好きな女に軽い男だって思われたくなかった。
好き、愛しているなどと、軽々しく口にしてしまったら、それこそ真実味が薄れてしまう。
「──麗華は悪い子じゃない。少々感情が高ぶりやすいんだ。それが時に行きすぎる」
焦った侑真は不甲斐なくもさらに言い訳を重ねてしまった。
ユウの灰色の瞳が侑真の顔を見つめる。少ししてから、ようやく頑なだった口が開いた。
「たしかに、侑真が言う通り麗華は悪い人ではないのかもしれない──、けど……いい人でもない」
ユウはつづけて言った。
「でもね侑真。──今日のことは、私自身の問題だわ……。学園に来てからというもの幾度となく自分の過去を意識せざるを得なかった。
私はいつまでも幼かったあのころの自分から抜け出せないでいるの……」
どういうこと? 彼女はいったい何を言おうとしている?
「自分の問題? もしかしてユウ……もしかしたら君は自分を責めているのか?」
「……そうかな……。私、ずっと避けてきたんだもの」
そう言った途端、ユウの中から堰を切ったように言葉が溢れ出てきた。
「──私、以前……、今と同じように学校へ行っていた。 あの頃の私は、人と関われなくて、孤立していて……。
クラスに金髪の女の子がいた。いろいろな意味でその子は麗華にそっくり。
金髪の子は仲間と一緒になって、私のこと笑いものにしたの。担任の先生も見て見ぬふりだった。 ──きっと字が苦手で、無口な私がお荷物だったのね。
──ある日、金髪の少女たちはクラスの男子をけしかけて、家に持ち帰るはずの手紙を奪わせた。
でも、取られてもべつにいいやって思っていた。どうせ、途中で捨てるつもりだったんだもの。
──取り巻きの一人が言ったの。あなたには手紙を見せる家族がいないって、
冗談のつもりで言ったんでしょうけど…… ある意味当たっていた」
ユウは言葉を詰まらせた。 「それで、私……、どうしたと思う……?」
二人が付き合ってから、これまでユウは一度たりとも自分の生い立ちに触れることはなかった。
その断片を彼女は語り出したのだ。
思いもよらぬ形で知ることになった侑真は、ただ首を横に振るしかできなかった。
「私…名前もよく覚えていない取り巻きの一人に飛びかかって、思い切りひっぱたいた。
何発も。その子、鼻血がたくさん出て、血だらけになって、兄のように慕うコーリャに止められていなかったら、もっと大ケガさせていたと思う……。
コーリャに引き離されて、気がついた時には自分の部屋に連れ戻されていた。 ──それ以来一度も学校へ行っていない。おかしいでしょう?
十二歳の自分を未だに引きずっている。どうしても忘れられない。今日だって侑真がいなかったら……きっと麗華のことひっぱたいていたと思う」
ユウは半分笑いあとの半分は泣いていた。
これまでも彼女は人知れず
きっと心の中では泣いていた──。
おわり
本編よりつづき(ユウの視点から)
日向を歩いてきた彼と、日陰の中で生きてきた自分。 どう考えたって不釣り合いだ。
しばらくの間、黙っていた侑真がぽつりと言った。
「さぞかし辛かったんだろうな……でもユウは悪くない。 ──だから自分のことを責めちゃだめだ。
君は感受性が強くて、繊細な心を持っている。十二歳のきみは一番痛いところ突かれてしまったんだよね。さぞかし落ち込んだり、泣いたりしたんだろう? 」
侑真は立ち止まった。
「ユウほど辛い思いをしていないかもしれないが、人は誰だって一度や二度、同じような経験をしている。けして君だけじゃない。
あの潤だって、昌も、それに僕だってある。だからユウだけだけじゃない。苦しくなったら、今みたいに話してくれないか?
──僕は今日、ユウが幼いころの話をしてくれたことがなにより嬉しい。だってきみの新しい一面を知ることができたんだ
些細なことでもいいから、もっときみの事が知りたい。だから、話したくなったらいつでも僕に話してくれないか…… 」
侑真は自分の指をユウの指に絡めてきた。
「侑真……私のこと嫌いにならない?」
「君を嫌う? 僕にユウを嫌いになる理由があるわけがない」
侑真は絡めた手を自分の口元へと持ってゆく。少しかがむとユウの手の甲に口づけをした。
それから上目遣いにユウを見つめ、声のトーンを落とした。
「それにしても──、君は見かけによらず血の気が多いんだな。それに今日のことは僕が全面的に悪かった。次からは麗華の好きなようにさせないよ」
侑真はこっちにおいでとユウを引き寄せた。それから素早くユウの頬にキスをした。
制服は男のもの。 驚いたユウはすぐさま離れた。
キスは望んでいだが、いくらなんでもこの格好では変だ。
「ゆうま……これって……怪しくない?」 ユウは驚きと恥ずかしさで頬が赤くなる。
「こんな狭い路地、誰も見てなんかいないさ」 侑真は悪戯っ子のように笑った。
「そうだ。明日の金曜日は学校は休みだし、午前中で練習を切り上げるつもりだ。よかったら僕とデートしないか?」
突然の申し出にユウは息を呑んだ。
「いいの? だって侑真、今週試合があるでしょう?」
「かまうもんか。そんなこと言っていたらデートは夏までお預けだそ
侑真はもう一度ぎゅっと抱き寄せた。
以上試作でした。
えっ?
やってみてどうだったかですって?
うーん💦
うーん💦💦
うーん💦💦💦
(小さい声で)
会話はやっぱりチャットを利用した方がいいかな。
地の文に文字数がたくさん入らないしね……
おしまい