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呪逢

あらぁ?

呪逢

後ろからは失礼じゃなぁい?

銀木犀

失礼なのはそっちでしょ

銀木犀

人のいない間に何してんだ

呪逢

…あらぁ?

呪逢

あらあらぁ?

呪逢

この刀、こんな所にあったのねぇ?

銀木犀

は……?

銀木犀

この刀…?

呪逢

金木犀に気に入られるなんて

呪逢

よっぽど頭がおかしいのねぇ?

銀木犀

は…はぁ?

呪逢

だってこの金木犀という刀は

呪逢

この世界を創った人に気に入られないと逆に死んでしまう刀なのよぉ?

呪逢

貴女、相当頭おかしいわねぇ?

銀木犀

…初対面から失礼だね

銀木犀

それに、私は世界に愛されてる女だからね

銀木犀

金木犀が使えて当たり前だ

銀木犀

君、誰?

銀木犀

不葉になんの用?

呪逢

いやいや

呪逢

私の用事は貴女よぉ?

銀木犀

は?

呪逢

私の主からこちら側に引き入れておくように言われているわぁ

呪逢

どう?こちら側に来ない?

銀木犀

断る

銀木犀

私はお前よりも不葉に魅力を感じてるからね

呪逢

…あら

呪逢

でもごめんなさいね

呪逢

私もなんとしてでも貴女を手に入れるようにと言われているのよ

銀木犀

……誰に?

呪逢

……あら

呪逢

誰だったかしら…

銀木犀

…?

呪逢

でも、やらなきゃいけないのよ

呪逢

うん、そうに決まってるわ

呪逢

だから、相手してちょうだい

銀木犀

…面倒だなぁ

銀木犀

申し訳ないけど私今動きたくないんだよね

呪逢

あら、そうなのですか?

呪逢

でも戦って欲しいのです

銀木犀

…?

呪逢

私は…

呪逢

私は命令を果たさないとねぇ?

銀木犀

……

銀木犀

もしかして…

呪逢

ほらほら!早く早く!!

銀木犀

……断る

銀木犀

そろそろ本当にまずいんだよ

呪逢

なにがぁ?

呪逢

一体何がダメだと言うのぉ?

銀木犀

……はぁ

銀木犀

もういいや

呪逢

あら、私の勝ちかしらぁ?

呪逢

所詮、こんなものなのね

銀木犀

私が欲しい理由は?

呪逢

うーん

呪逢

…なんだったかしらぁ?

呪逢

まぁ、どーでもいいことだわぁ

呪逢

さ、こちらに来てくれるのでしょう?

銀木犀

……理由が分からないなら無理かな

銀木犀

勧誘ならメリットとデメリットを見せてくれないと

呪逢

……メリットは無い

呪逢

デメリットは不滅

銀木犀

呪逢

……メリットォ?

呪逢

…そうねぇ

呪逢

……なにかしら

銀木犀

…やっぱり

銀木犀

(洗脳の類…?)

銀木犀

(記憶に鍵をかけられている?)

銀木犀

(さっき金木犀を刺したせいか少し違う面が出てきてるな)

銀木犀

(このまま上手く炙り出せば…)

呪逢

あっ、そうだわぁ!!

呪逢

わたしどうして貴女が欲しかったのか思い出したわぁ!!

銀木犀

……?

呪逢

不滅を攫う時有利になるからよぉ!!

銀木犀

……え?

銀木犀

(普通…それ言う?)

呪逢

そうよそうよ!!

呪逢

思い出したわぁ!!

呪逢

不滅が憎い主のために!

呪逢

貴女を利用して不滅を殺そうと思ってたんだわぁ!!

銀木犀

……不葉を……殺す?

呪逢

あらぁ?なにか悪いぃ?

銀木犀

悪いも何も…

銀木犀

私の敵に回すってことでOK?

呪逢

そうよぉ!その通りよぉ!!

呪逢

……でも

呪逢

よく考えてみたら

呪逢

貴女にとって不滅ってなにかしらぁ?

銀木犀

……は?

呪逢

だって貴女

呪逢

まるで死んだっていいって顔してるじゃなぁい

銀木犀

は……?

呪逢

あらぁ?気が付かなかったのぉ?

呪逢

哀れだわぁ〜

呪逢

可哀想な不滅だわぁ〜

呪逢

同情の涙すら枯れるほど

呪逢

笑いが止まりませんわぁ〜

銀木犀

……

銀木犀

いや…ちがっ…

呪逢

なにがぁ?

呪逢

何が違うと言うのかしらぁ???

呪逢

強い否定の言葉すら吐かないのにぃ?

呪逢

よく平和を謳うわねぇ…

呪逢

関心しちゃうわ

銀木犀

……

銀木犀

だって…私には…不葉が…

呪逢

うんうんそれでぇ?

銀木犀

あの子の為に…

銀木犀

不葉を…

銀木犀

…不葉を?

銀木犀

あれ…わたし…

銀木犀

どうして…

呪逢

ふふっ

呪逢

ハマってくれて助かったよ

呪逢

花詞・呪い愛

銀木犀

…っ!!

銀木犀

(洗脳されていたのは私だった?)

銀木犀

(……やるしかない)

銀木犀

(無茶をしてでも、不葉を……!!)

呪逢

…こちら、任務かんりょ…

銀木犀

っ!!

刺した

自分のことを、自分の刀で

そして、声高らかに宣言するのだ

銀木犀

殺れ!金木犀!!

銀木犀

呪い愛を殺せ!!

呪逢

ちょ…はぁ!?

呪逢

な…なにしてるの!?

呪逢

死に急ぎたいっていうの!?

銀木犀

はぁっ…はぁっ…

銀木犀

舐めるなよ…

銀木犀

私は吸血鬼だ…

銀木犀

回復能力が劣ることは無い…

呪逢

でも無茶でしょ!?

銀木犀

……出来るんだなぁそれが

呪逢

…でも、時間経過で死んでしまうでしょ?

銀木犀

さぁ?それはどうかな!!

銀木犀

「陰りの段位」"愚者"として!!

銀木犀

陰りの術を調停者権限で使用する!!

呪逢

は、はぁ!?

呪逢

何意味のわからないことを…

「横暴だね」

「でも、嫌いじゃないよ」

銀木犀

あっはははっ!!

銀木犀

あぁ、最高だよ!!

銀木犀

君という人間は!!

銀木犀

陰り・銀色彼岸の狂い咲き!

呪逢

…!?

呪逢

なにこの丸い空間……!!

呪逢

……なに、これ

呪逢

じかんのながれが…おそい?

銀木犀

あっはははっ!!

銀木犀

さぁ!!思う存分殺し合おう!

無意識下で作ってしまった鎌を持ち

自分の空間から切り外した存在を見る

銀木犀

あぁ…

銀木犀

なんて惨めなんだろうね

銀木犀

私は本当に……世界に愛されてる

鎌を持ち直し、ゆっくり歩く

さぁ、見せてやろう

本当の死に方を

銀木犀

さよなら

刺そうとした瞬間に

自分の行動を止める声が

確かに部屋に響いた

第26話・過去の記憶の鍵

枯れる前の夏、最期は優しい香りで

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コメント

4

ユーザー

呪逢さんの悪役感半端ない言葉とイラッとさせるような喋り方がより一層怒りを感じさせる……!!不葉さんを襲って、月華さんを傷つけて、挙句の果てには銀木犀さんを洗脳して……、許せん……!!! でも、ここで反撃するのが銀木犀さんだよね!!!かっこいい✨✨ 「陰りの段位」"愚者"として技を使い時間の流れを遅くして反撃開始って普通に考えたらそんな短時間でここまでやる銀木犀さんが凄いなって思った!!無茶しない

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